使命は、画像処理を使った「課題解決」です。

当社は創業以来、画像処理をキーワードとしたソフトウェア開発を中心に、アルゴリズム開発、ハードウェア開発をお請けしてきました。

今や世の中は創業当時には考えられないほど、あらゆる製品に画像処理が応用されるようになり、OA機器、医療機器、FA機器、インフラ監視、アミューズメント、車載安全走行、研究用測定器など多岐に渡って我々の生活に密接しています。

その全ての分野に対し、画像処理技術をハードウェアやソフトウェアと言う形の『パーツ』として提供することで、お客様の製品に対して付加価値を高め、社会全体に貢献できる企業となる事を目標としています。

そんな我々が最も大事にしていることはお客様の『本当に望むこと』を引き出させて頂く事です。

初めての商談ではなかなか分かることではありませんし、お客様自身が気づかれていない事も良くあります。

ハードで実現すべきか？ソフトで実現すべきか？ハードで実現する場合、既存ボードの改造で行うか？専用ボードにFPGAを搭載するのか？ASIC化まで行うのか？同様にソフトで実現する場合も、PC上のソフトか組込系か？市販ライブラリを使用しても短納期で実現したいのか？など、選択肢はいくつも出てきますし、それぞれの手段にはメリットもデメリットも存在し、迷いも生じます。

しかしこれは、お客様も弊社も『新しいもの』を作ろうとする為の必要な迷いなのです。

大事なことは、このことをご理解頂き、一緒に『本当の目的』に対してチャレンジできる関係になることであり、そうすれば必ずご希望以上の開発効果が得られるものと考えております。

前述の通り、多くの産業分野に画像処理が使われることで、弊社も様々な分野のお客様に恵まれました。

その結果、ある分野にとって当たり前に使われている技術が、別の産業分野にとって新しい実現手段になる事があるということを知るノウハウとなり、画像処理技術の実現手段に対する引き出しの多さとして蓄積することが、弊社の強みとなりました。

その上で更に、ご希望機能や性能に満たない部分を明確にし、『新しい技術』として開発して行く事の切り分け能力や提案能力を武器としております。

そして今後も努力を重ね続け、お客様と一緒にチャレンジを続けて参ります。

　　　テクノホライゾン株式会社　顧問　石井　均