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画 像 処 理 メ ー ル マ ガ ジ ン
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2017年2月8日 Vol.111
------------------------------------------- 株式会社ケーアイテクノロジー
http://www.kitech.co.jp/
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・エンジニアコラム………………… ハード開発
・KIT情報発信…………………… 画像・映像テクノロジーEXPO
・編集後記…………………………… ずんだもちのひとり言
■ エンジニアコラム --------------------------------------------------
ハード開発
画像処理を専門にしている弊社にとっての、ハード開発の意義をご紹介します。
一番に上げられることは「処理の高速化」に尽きると思います。
ハード開発には、物理的な小型化や、他社に真似されにくい。など他のメリット
もありますが、最大のメリットは「処理の高速化」です。
逆にデメリットは、量産などのリピート生産時に部品コストが原価に計上
されてしまう事でしょうか。
アルゴリズム開発から、お請けしてる場合のプロジェクトの流れを案内します。
まず大切なのは、アルゴリズム開発時には、目的の機能を実現する為に幅広い
発想を行う事です。その為、アルゴリズムを考えている時には、あえて処理時間
などは一切気にせず、実現手段が一つ思いついても、まだ作成にはいらず、
他の実現手段を考えます。
複数の実現手段(案)を考えた上で、それらを比較し、ソフトウェアで実際に
考えた手段で実現してみます。ここで多々気が付かなかった問題点や、
見落としていた事があっても、複数の案を考えてあるので、
まず案を実現してみます。実現したものを、改めて再比較します。
その比較において、現在は問題点になっているが、それを解決するれば、
最終的により良いものになりそうな手法に注力します。
このようにして、アルゴリズム開発を終えます。
次に、考えたアルゴリズムを目的の用途に適したように、開発します。
ここで、強い武器になるのが「ハード開発」もできる事です。
例えば、どうしてもあるタクトタイムで処理を終えなければならない用途の時、
ソフト開発だけでは高速化できない事があります。
その場合、ソフト開発とハード開発が、自社のリソースとして選択できる事が、
とても強みになります。
ハードは、高価な部品を使う事も多々ありますが、処理が実現できない。
となるか、高価な部品を使えば実現できる。は、開発会社にとって大きな差
となると考えてます。
■ KIT情報発信 ----------------------------------------------------
画像・映像テクノロジーEXPO
SECURITY SHOWと併設され、初開催となる「画像・映像テクノロジーEXPO」に、
出展致します。
開催概要は、2017年3月7日〜10日 場所 東京ビッグサイトですので
丁度1ヶ月を切りました。
KITが継続的に出展している展示会(画像センシング展、国際画像機器展)とは
異なり、大きな展示ブースも多々あるところで、弊社の要素技術が目にとまるか
不安もあります。
弊社にとっては、パシフィコ横浜よりブースも広くなりますので、展示デモは
5個程度に増やす予定です。
他の展示会同様「画像処理の付加価値を解り易く」をテーマに、弊社保有のコア
技術を使った「見て面白い」デモに仕上げて会場にて御覧頂く予定です。
https://messe.nikkei.co.jp/eizoexpo.html
弊社ブースは、SS7114
です。SECURITY SHOWの一番奥の新しい建屋になりますが、是非ご来場の
際には、お立ち寄り下さい。
まずは、一目で「おや?」と思って足をとめて頂ける展示方法に工夫したい
と思います。御話できれば必ず実現手段に、興味を持って頂けるでしょう。
■ 編集後記 ----------------------------------------------------------
ずんだもちのひとり言
先週の休日に電車に乗っていたら社内アナウンスがありました。
いつも通勤で使っている電車なので、また遅延の連絡かと思っていたところ、
次の停車駅で歴史のある珍しい電車が止まっていて、その電車の歴史の説明と
是非窓からご覧くださいとの案内のアナウンスでした。
それを聞いた乗客は皆立ち上がり、その電車の横を通過すると、
社内の子供たちは大喜びで見ていて、その光景がなぜかとても
うれしく思えました。
いつも混雑していてイライラしがちになる電車ですが、いつもとは違う
穏やかな光景が見れて、次の通勤日からはまた違った気持ちで乗ることが
できました。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
次回の『画像処理メールマガジン』も宜しくお願いします!
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【画像処理メールマガジン】
発行日:隔週第2・4水曜日(休刊:祝日、年末年始など)
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