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画 像 処 理 メ ー ル マ ガ ジ ン
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2017年8月9日 Vol.123
------------------------------------------- 株式会社ケーアイテクノロジー
http://www.kitech.co.jp/
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・エンジニアコラム………………… 虫の分類
・KIT情報発信…………………… 画像処理セミナー
・編集後記…………………………… がじゅまるのひとり言
■ エンジニアコラム --------------------------------------------------
虫の分類
機械学習を使った画像処理の開発依頼がとても増えております。
一つに「ディープラーニング」のブームもあると思いますが、
もっと広く「機械学習を使えば?」との相談が増えてきてます。
医療の分野などでは、X線画像の中の「人間があまり着目していなかった
画像パターン」などを、ディープラーニングが特定の疾病との関連性を
見つけたりしているようですが、むしろ特殊なケース。
人間が、何かを区別できている対象物に対して、どのような特徴量等を
使うと、人間に似た区別ができるようになるか?に使うケースが多いです。
前置きが長くなりましたが「虫の分類ができますか?」との問い合わせ
に対する回答は、Yesでも、Noでもありません。
「虫の分類」と言う定義は、人間にとっても曖昧なのです。
1、虫か否かを分類する
2、虫の種類を分類する。
と言う事でも異なります。
対象物に虫以外の物が映っている場合は、それを「虫以外」と
しなければならず、1が必須になります。
また、「虫」は、学習時に使用した画像に映っている虫だけを
対象にするのか、学習時になかった虫も対象にするのか?(たとえば
足が6本だと虫とするとか)など、人間の分類ルールを定義してみる
必要があります。
いつも、色々な注意点をご紹介してますが、新しい技術が生まれ育って
行くときの開発は、発見も多くとても楽しいです。
■ KIT情報発信 ----------------------------------------------------
画像処理セミナー
広く浅く、しかし本当の開発現場を知る「画像処理セミナー」
今年は、秋の開催も決まりました。
主催は、セミナー専門会社様の「日本テクノセンター」様
2017年10月5日(木)開催です。
講師、スタッフ、教科書、教材ソフト(IPキット3)は、弊社が担当します。
教材は2017年度版ですが、例年通り当日お集まりの受講者の方から当日
受け付けるQ&Aが、毎回好評です。
なにせ受講者の方がリアルに「今困っている事」を質問して頂けるので、
他の方にとっても参考になります。
難題にぶつかってからの対応って、とても大変ですよね。
事前にどれだけ開発のリスクポイントが把握できているか?
がとても大切だと解って頂けると思います。
今回も「講師の案内を見ての申し込み」と伝えて頂ければ、
受講料が割引されます。
ご参考に、2017年度3月開催時の主催者案内です。
http://www.j-techno.co.jp/seminar/ID58VB522BL/
■ 編集後記 ----------------------------------------------------------
がじゅまるのひとり言
今週末辺りから夏季休暇に入る会社も多いのでないでしょうか。
子供が「夏休みの宿題」をもらって来たので、チラッと見てみたところ、
教科別に毎日のプリント、絵日記、読書感想文、好きな街の紹介レポート、
料理実習レポート、自由研究、税に関する標語・・・などなど、思わず、今って
こんなに多いの?と言ってしまうところでしたが、「えっと、早めにガンバ
ろうね・・・」と。
学校によっても結構違うようで、
どこどこの学校はレポートも、プリントも少ないので良いな〜とか、
でもあっちは読書感想文何冊分で、プリント100枚だから、
うちの学校はまだ少ない方で良かった〜!
なんて、本人は意外とあっけらかんとしているので、近頃は大変なんだなぁと
感じてしまったことは、言わないことにしておきます。
最終日に徹夜で手伝うなんてことには・・・。
決してならないことを、切に願ってる今日この頃です。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
次回の『画像処理メールマガジン』も宜しくお願いします!
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【画像処理メールマガジン】
発行日:隔週第2・4水曜日(休刊:祝日、年末年始など)
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【発行元】
画像処理専門の開発会社
アルゴリズム、ソフト、ハード、機能試作や一台だけの開発も大歓迎
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