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画 像 処 理 メ ー ル マ ガ ジ ン
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2017年10月11日 Vol.127
------------------------------------------- 株式会社ケーアイテクノロジー
http://www.kitech.co.jp/
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・エンジニアコラム………………… ハード開発の適正
・KIT情報発信…………………… 画像処理セミナー受講のお礼
・編集後記…………………………… にまいもりのひとり言
■ エンジニアコラム --------------------------------------------------
ハード開発の適正
124号に「アルゴリズム開発の適正」をご紹介したところ、とても評判が
良かったので、今回は「ハード開発の適正」についてご紹介します。
ハード開発は、他の(アルゴリズムや、ソフト)開発に比べ「修正できない」
事が大きな特徴です。
FPGAなど使えば、回路変更できるでしょ?は、大きな間違いです。
現在のFPGA内回路変更は、昔の基板で言うジャンパー改造程度の変更は
可能ですが、パッケージがBGAと言うジャンパーが難しいものになってます
ので、内部回路の小変更なら可能と言う程度に考えておいた方が良いです。
そこで、ハード開発を担当するエンジニアに必要な適正は、何度も
自分の回路を見直す事ができる「コツコツ」とした作業が苦にならない事。
自分の回路を疑ってみる事ができる、自分に対する厳しさを持てる事です。
FPGA内回路もシュミレーションできますが、内部信号はあまりに大量に
あるので、どの信号をシミュレーションで見るかは、自分で決めなければ
なりません。またシミュレーションを実行するにも時間がかかります。
ソフトウェアの開発環境はハードウェアのそれに比べ、とても高性能なので
見たい変数を簡単に見る事ができます。
自分がコツコツと石橋を叩いても渡る事を躊躇するぐらいの性格であれば、
是非ハード開発エンジニアを目指してみては如何でしょうか?
■ KIT情報発信 ----------------------------------------------------
画像処理セミナー受講のお礼
去る10月5日、日本テクノセンター様主催にて、画像処理セミナーを
開催致しました。当日受講頂いた皆様は、最後までご清聴頂くとともに
活発な質問を沢山頂きありがとうございました。
弊社セミナーでは、画像処理アルゴリズム開発>アルゴリズムの
ソフト化>アルゴリズムのハード化>FPGA設計と、画像処理開発の
流れを全て知って頂くメニューになっております。
毎回、当日の参加者の方から「ご要望」を伺い、ご要望が多かった
ところに少し比重を変えて、御話してます。
今回は、珍しく「ハードウェア開発」「特にFPGA」と言う方が
約半数をしめました。
更に、講義中の質問がSoCFPGAの使いこなし。に関するテーマが
多く、私もホワイトボードを使い、当日の教科書には無い内容の
御話を、色々させて頂きました。
SoCFPGAに対して、多くの企業の方が注目している事や
第二世代、第三世代と、更に発展する事の期待の大きさに
この分野を先駆けて良かったと、安心した次第です。
弊社、画像処理に特化してますので、半導体全体の中での
SoCFPGAが、どのように発展するかは不明ですが、
画像処理の実現手段として、有望な手段である事を強く感じました。
次回の開催は、来年春になります。
■ 編集後記 ----------------------------------------------------------
にまいもりのひとり言
最近、静岡県の給食で出る「さくらごはん」をテレビで見て、子供たちに
大人気という事なので、食べてみたくなり作ってみました。
作り方は簡単で、酒と醤油と米を一緒に炊くだけです。
味付きのごはんが好きなので美味しく食べる事ができましたが、味付けは
濃い目が好きなので次に作るときは、醤油の量を増やしてみたいと思います。
テレビでお手軽な食べ物のレシピが紹介されるとつい作ってみたくなります。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
次回の『画像処理メールマガジン』も宜しくお願いします!
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発行日:隔週第2・4水曜日(休刊:祝日、年末年始など)
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