------------------------------------------------------------------------
画 像 処 理 メ ー ル マ ガ ジ ン
------------------------------------------------------------------------
2017年10月25日 Vol.128
------------------------------------------- 株式会社ケーアイテクノロジー
http://www.kitech.co.jp/
------------------------------------------------------------------------
このメルマガはイプロスにご登録して頂いてるお客様・弊社にご興味頂いた
お客様及び弊社HPよりメルマガご登録して頂いたお客様へお送りして
おります。
画像センシング展、国際画像機器展、画像処理セミナーにて御名刺を頂き
メルマガを希望頂いた方にもお送りさせて頂いております。
_/_/_/_/ I N D E X _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
・エンジニアコラム………………… 機械学習は辞書作成が命
・KIT情報発信…………………… 国際画像機器展ブースNo決定
・編集後記…………………………… がじゅまるのひとり言
■ エンジニアコラム --------------------------------------------------
機械学習は辞書作成が命
ディープラーニングのブレークにより、画像処理分野でも機械学習に
よる分類器や識別器がとても注力されるようになり、何年か経ってきました。
KITでは、「画像処理の開発」に特化しているので、機械学習の専門家
と言う事ではありませんが、お客様からのご要望で「機械学習を使って」
との事も少なくありません。
特に、基礎研究テーマでは、従来手法と機械学習手法の比較の為に
両方のアプローチで開発して欲しい。との要望があります。
ご存じの通り、機械学習は、「識別器」を作る事以上に大切な事は
「学習ツール」開発です。学習ツールとは、識別器が使う辞書作成
に必要なソフトですが、教師データを与えて辞書を作成する。という
単純なものではありません。
例えば、教師データを100%分類する特徴量を探せ。と
プログラミングしても、辞書作成は収束しません。
教師データに誤た(誤ったと決める事も難しい)データを
与えてしまっても、収束しないか、希望の性能を得られません。
一方で、識別器を作る前ですから、自動的に辞書データを作成
するツール。とお考えになる方も、卵が先か鶏が先かのループに
入る事は容易に想像できます。
機械学習の識別器開発は、全体プロジェクトの過半数が「辞書作成」
に費やされると考えても、決して大袈裟ではありません。
■ KIT情報発信 ----------------------------------------------------
国際画像機器展ブースNo決定
年末の声が聞こえてきました。
今年もパシフィコ横浜で開催される、国際画像機器展2017に
出展致します。
今年は、ターゲットおもちゃを一新し、今回初の展示になるもをが
メインになります。
弊社ブースNoは、45に決定されました。
ターゲットを一新するプロジェクトは1年前から取り組んでおりました。
12月の展示会が初披露になりますので、「あ!」と驚いて頂けば
幸いです。
開発専門会社なので21年間蓄積してきた自社の持つコア技術を使った
展示会専用のデモを構築してます。
現在、画像つなぎや、認識、雲台制御など、デモで案内したいキー技術を
使って、グループに分かれてデモの「見せ方」に工夫してます。
全エンジニアが、展示物別グループに関わり、完成したデモを社内評価して、
最終的に出展物を決めてます。
どんなデモになるかは、当日のお楽しみに!!
■ 編集後記 ----------------------------------------------------------
がじゅまるのひとり言
今週は、週頭に衆議院選挙と台風が重なって色々大変でした。
衆院選の方は予想通りの結果というか、何の為の選挙だったのか良く分からないし、
600億円もかけてなんだかなぁ〜!、というのが正直な感想です。
一方台風の方はというと、記録的な豪雨や暴風により交通がマヒしてしまい、
通勤・通学に大きな影響を及ぼし、23日は皆さん出社するのに大変苦労された
のではないでしょうか。
さて、これからの季節は、新蕎麦が出るのを毎年楽しみにしていまして、国産の粉
は、毎年価格が上がって、だんだん高嶺の花になりつつあるのですが、やはり
味、香り、色、共に良いので、何とか国産の粉を入手したいと思います。
今年は、先の台風の影響で収穫量が減って、更に高騰してしまうかもしれないの
で、家の財務省に特別予算枠の申請をして(新蕎麦食べたいのがメインですが)、
少しでも売り上げに貢献出来れば・・・。
と思っているのですが、財源が確保出来ない限り特別予算は通らない可能性の高い、
今日この頃です。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
次回の『画像処理メールマガジン』も宜しくお願いします!
------------------------------------------------------------------------
【画像処理メールマガジン】
発行日:隔週第2・4水曜日(休刊:祝日、年末年始など)
------------------------------------------------------------------------
【発行元】
画像処理専門の開発会社
アルゴリズム、ソフト、ハード、機能試作や一台だけの開発も大歓迎
株式会社ケーアイテクノロジー
〒222-0033 横浜市港北区新横浜2-13-13 KM第一ビルディング6F
TEL:045- 548 - 4891 FAX:045- 548 - 4892
ホームページ: http://www.kitech.co.jp/
------------------------------------------------------------------------