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│画│像│処│理│メ│ー│ル│マ│ガ│ジ│ン│
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2012年12月26日 Vol.15 (年内最終号)
株式会社ケーアイテクノロジー
http://www.kitech.co.jp/
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・エンジニアコラム………………… デバッグの眼
・KIT情報発信…………………… 展示会開発裏事情
・編集後記…………………………… ゴーテンバーグのひとり言
■ エンジニアコラム ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
デバッグの眼
画像処理の開発に特化している事で良かった。と思える事があります。
それは、デバッグ時に不具合が「見える」事です。
誰でも見えるわけではありません。「目が肥える」必要があります。
デバッグと言ってもまだデータを二次元のデータとして表示もできないうちは、
あまり意味がないですが、たとえノイズだらけでも、画像が斜めでも
表示できるようになるとその異常画像を見て原因をいくつか想定できるように
「目が肥える」必要があります。
想定は、空想ではありません。
具体的不具合仮説を立ててそれを異常画像の原因に結びつく机上立証が必要です。
その仮説をいくつか立てられれば、今度はそれぞれの仮説の可能性の高さを
机上検証します。
これで、デバッグ効率は相当高くなるはずです。
画像で見れない分野の方より、恵まれているな〜。と感じるシーンです。
■ KIT情報発信 ━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
展示会開発裏事情
過ぎてしまったので、年二度(画像センシング展と、国際画像機器展)の
展示会苦労裏話を暴露してしまいます。
展示会でのデモ出展物の選定や開発には、毎回苦労してます。
この何年間か、デモの対象物に「Nゲージ」を使ってました。
対象物なので、画像処理テーマは、毎回変わっていたのですが
「Nゲージ」が目立ってしまい、段々「前回と何が違うの?」と
言う質問も頂くようになってしまいました。
Nゲージに内臓している「車載カメラ」の画像を使った認識や
外部からNゲージを写して処理する「画像合成」など、デモに
興味を持って頂いた方に説明はじめる事ができれば、もう対象物が
Nゲージである事は何ら問題ないのですが。
今回から採用したターゲットは「レゴ」。
マインドストームと言う、レゴ自信にもCPUも搭載しセンサーも
つなげるものです。
ここで第一番目の悩みです。「レゴが優秀だから」と指摘されない為に
レゴのCPUやセンサーでは出来ないデモを考える事。
カメラの画像でないと出来ない事。を探す事でした。
結果的には、「人間が操縦しているような自動走行」や、
「前方の信号認識」をご覧頂く事になりました。
二つ目の苦労は、「レゴの電源」でした。Nゲージ時代はAC100V
から変換して直接電源を取れたので、何ら電源問題はありませんでしたが
「レゴ」は単三乾電池6本で動作してます。
実験では、充電式電池を使えば5時間以上動作したので「昼ごろ交換」
の予定で、二組の電池を用意すればOKのハズでした。
ところが、会場の熱の為か本場では2時間程度しかもちませんでした。
慌てて、急速充電を探したのですが、国内の電池や充電器では2時間以内に
充電できず、海外製の(充電器にファンがついて強制冷却)充電器で
30分充電をみつけ、なんとか本場をのりきりました。
展示会では、苦労がつきものですが、皆さんに「面白いね」と言って
頂ける画像処理を展示できる限りは、この苦労を続けます。
■ 編集後記 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
ゴーテンバーグのひとり言
プライベートな話ですが、初孫が産まれました。
現在、娘が里帰り育児中です。
自分の奥さんが、娘たちを出産した時も里帰り出産したので
新生児と毎日過ごすのは、今回が初めてと言う事になります。
もちろん世間で言われる通り、孫は美味しいところだけ見る
から可愛い。と言う点は、全く同感で可愛いです。
しかし、新しい発見もありました!
改めて新生児の世話が大変な事を知ったのです。
こんなに大変だとは当時わかっていなかったので、今更ながら
もう少し労っておけば良かったと思います。
また、今の若い男性が全員ではないかもしれませんが、旦那君の
子育てに対する関与度にも驚かされています。
一歩引いた視線で、同じことを見るとこんなにも違うものなのですね。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
本年最期のメールマガジンになります。
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