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画 像 処 理 メ ー ル マ ガ ジ ン
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2018年12月26日 Vol.156
------------------------------------------- 株式会社ケーアイテクノロジー
https://www.kitech.co.jp/
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・エンジニアコラム………………… AIブームの功罪
・KIT情報発信…………………… 展示会
・編集後記…………………………… ラーメンマンのひとり言
■ エンジニアコラム --------------------------------------------------
AIブームの功罪
先月末と今月初め、二つの展示会に出展しました。
後者の国際画像機器展でお聞きした事や感じた事のTOPに「流行」の域を
超えるほど、AI(特にディープラーニング)が定着してきたと思います。
この展示会は、主に「検査装置」など、FA分野の画像処理が中心に
出展されるので、他の分野の展示会に比べれば「ディープラーニング」を
出展されていた会社様が初めて出たのは遅めだったと思います。
初年度は、ディープラーニングのコア部(識別機や、学習機)を
輸入販売されている会社様が2〜3社の展示でした。
今回の各社様展示で感じたのは、実際に判定部分にディープラーニングを
用いたデモだけでなく、判定を学習させるデータを、現実的に少なく
(説明員の方のお話では、二桁のサンプルで学習させデモしていると)
検査を行ってきました。
ここまでの改良には、相当なご苦労があったと思います。
罪としては、「これだけ流行っているのに、何故自社では使わないのか?」
と言う方針を打ち出さててしまうお客様の声を聞いて何度か、課題について
ご紹介してきました。
功の部分が、上の課題を大きく上回ってきていると感じたのは、「流行」の
お陰でそれらを専門とする基本理論の方々から、理論を応用する方々まで
幅広い技術者、研究者が(予算も含め)とても沢山の方に増えた事です。
先の学習サンプル数の減少についても、あくまで使用者にとって
入力するサンプルが減ったのですが、これが「検査系画像処理」に応用する
にはとても重要な事です。
一つの入力画像から、沢山の類似画像を作る技術の進歩や重複画像の削減など
が自動的に行える技術革新の成果なのですが、膨大な辞書作成データを用意
できる方だけが使えた技術の裾野が広がった事は、とても歓迎すべき事だと
思いました。
お陰様で、理論の深堀を専門にされる方々とのご縁もできて、その方達が
(本来の能力通り)高く評価されるようになった事で、画像処理に応用する
我々も、本気で取り込めるよになりました。
■ KIT情報発信 ----------------------------------------------------
展示会
KITでは、これまでもこれからも、弊社事業の「画像処理に特化した受託開発」
の事業ご案内の場としては夏の画像センシング展と、冬の国際画像機器展が
ご案内の場になります。
それに加え、来年(数日後ですが)から、グループ企業の目的別展示展示会に
協賛し、出展します。
これまで、「要素技術」の説明ばかりでしたが、具体的用途をお持ちの方達
からご意見を頂けることが楽しみです。
近々では、2019年2月6日〜8日 東京ビッグサイトで開催される
設計・製造ソリューション(DMS)です。
ビッグサイト全体では、「日本ものづくりワールド」として、【ものづくり】
関連の展示会が、いくつか同時開催されます。
2か月後の、名古屋ものづくりワールドにも同様の出展を致しますので
今から楽しみです。
■ 編集後記 ----------------------------------------------------------
ラーメンマンのひとり言
先日、内視鏡カメラ検査を受けました。
以前の検査の時には結構な苦痛を感じたこともあり、
今回はミダゾラムという鎮静剤を使って検査してもらいました。
検査用のベッドに横になり、点滴で投与されるまでの記憶はあるのですが、
そのあとは検査が終わって休憩する場所に戻ってくるまでのことが
全く思い出せません。
自分では眠ったという気もなく、検査室から歩いて出てきたことも
覚えておらず、まさにすっぽりと記憶が抜け落ちてしまいました。
検査中苦しかったという記憶ももちろんなく、検査自体は楽でしたが、
その効果に驚くとともに、少し怖いような気持ちにもなりました。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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