------------------------------------------------------------------------
画 像 処 理 メ ー ル マ ガ ジ ン
------------------------------------------------------------------------
2019年6月12日 Vol.167
------------------------------------------- 株式会社ケーアイテクノロジー
https://www.kitech.co.jp/
------------------------------------------------------------------------
このメルマガはイプロスにご登録して頂いてるお客様・弊社にご興味頂いた
お客様及び弊社HPよりメルマガご登録して頂いたお客様へお送りして
おります。
画像センシング展、国際画像機器展、画像処理セミナーにて御名刺を頂き
メルマガを希望頂いた方にもお送りさせて頂いております。
_/_/_/_/ I N D E X _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
・エンジニアコラム………………… 試作のノウハウ
・KIT情報発信…………………… 画像センシング展のサプライズ
・編集後記…………………………… がじゅまるのひとり言
■ エンジニアコラム --------------------------------------------------
試作のノウハウ
アルゴリズム開発した手法を、ハード化して高速化する事が時々あります。
ハード開発の試作時に、開発完了した時の回路だけを考え試作基板の設計を
すると、規模の大きな回路ほどデバッグ時の苦労が待ち受けてます。
想定通り動かない。時の事をどれだけ考えられているか?が試作回路の
ノウハウです。適当に試行錯誤する回路設計とは、まったく逆の想定です。
ハードウェアの開発環境は、ソフトウェアの開発環境に比べれば、常に
二世代ぐらいプアです。
論理シュミレーションなどの機能がありますが、本当に実行しながら振る舞い
を見れるソフトウェアの開発環境とは別ものです。
エンジニアである皆さんは、常に完璧な回路を目指して設計するでしょう。
その上で、自分の設計の不具合を想像するのは難しいですが、不具合の可能性を
頭をフル回転させて想定し、その不具合が発生した時に、それを確認する手段を
自分の回路に備える事。これがハードエンジニアの試作ノウハウです。
テストピンに信号を出すなどしていると、どれだけ助かる事でしょう。
FPGAの開発環境には、外部に内部信号をモニターする機能が備わってますが
そのモニターのサンプリングクロックだったり、モニターに貯められるメモリ
容量の制約で、見逃す事もあります。
テストピンが万能ではありません。両方を組み合わせたり、更に別の
外部出力手段を用意したり。
泥臭いところに、考えを及ばせる。これがエンジニアスキルと言えると
考えています。
■ KIT情報発信 ----------------------------------------------------
画像センシング展のサプライズ
KITは、エンジニア集団なので毎年「画像処理の付加価値をわかり易く」
のデモ展示を行ってきました。
今年は大きなサプライズがあります。
例年通りのデモに加え、普段は「KITの技術を知って頂く」ことを目的として
直販及び、Vectorさんだけから販売している「パッケージソフト」の、
動作展示も行います。
出展者一覧から弊社名で検索して頂けると、ブースN0.21と見つかると思いますが
会場レイアウト図を見ていただけると、あまりに大きなブースであり驚かれる事
かと思います。
今回初の試みですが、弊社が所属するグループ3社が統一感を出す展示に
チャレンジする為に、グループを横断するブランド「ITANZI」で展示する為です。
KITは、これまで通り「画像処理」に特化してますが、映像の入口の「レンズ」
や「カメラ」をアドサイエンスさんが、カメラからの信号をコンピュータに
取り込むキャプチャーボードを旧グラフイン(現タイテック)さんが。
そのキャプチャーされたデータを処理するのが株式会社ケーアイテクノロジー
です。
これまでもこれからも、画像処理に特化した開発会社ですが、入力から処理して
出力まで。のすべての部品を一貫して展示する為に、この規模になりました。
初めての試みなので、今年の反響次第で次回以後は、未定です。
目印は、相変わらずNゲージですが、画像処理セミナーで好評のIPキット3なども
動作展示してますので、是非お立ち寄り下さい。
https://www.adcom-media.co.jp/list/iss/detail.php?id=7800
■ 編集後記 ----------------------------------------------------------
がじゅまるのひとり言
鉢植えのユスラウメが小さな実をつけました。
ウメと言ってもサクランボのような真っ赤な実が生ります。
小さいので食べる部分は少ないのですが、甘酸っぱくて美味しいので完熟する
のを楽しみにしていました。
ある朝、植木に水を撒いていて実の数が減っている気がしたのですが、そのまま
にしていました。
次の日、すっかり無くなっているので家族が収穫したのだと思い聞いてみると、
誰も知らないとのこと???
どうやら鳥さんが持って行ったみたいです。
葉っぱや種一つ落ちていませんので、敵ながらまあ見事なものです。
他の鉢で囲むように内側に置いてあったのに、上手に間をかいくぐって・・・。
種が落ちていないので、取って行ってから他で食べているのですかね。
他にも、梅、杏、桃、ブルーベリー、みかん、ライム、巨峰など、収穫を楽しみ
にしているくだものがありますし、一度味を占めれてしまったので、これからの
時期は、毎日が鳥さんとの闘いになると思います。
昨年大きな鳥よけネットを買ったので、週末にでも果樹の周りに張リ巡らせて
みようと思います。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
次回の『画像処理メールマガジン』も宜しくお願いします!
------------------------------------------------------------------------
【画像処理メールマガジン】
発行日:隔週第2・4水曜日(休刊:祝日、年末年始など)
------------------------------------------------------------------------
【発行元】
画像処理専門の開発会社
アルゴリズム、ソフト、ハード、機能試作や一台だけの開発も大歓迎
〒222-0033
神奈川県横浜市港北区新横浜三丁目17番2号
友泉新横浜ビル3階
TEL:045- 548 - 4891 FAX:045- 548 - 4892
ホームページ: https://www.kitech.co.jp/
------------------------------------------------------------------------