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画 像 処 理 メ ー ル マ ガ ジ ン
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2019年7月10日 Vol.169
------------------------------------------- 株式会社ケーアイテクノロジー
https://www.kitech.co.jp/
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・エンジニアコラム………………… SoCFPGA
・KIT情報発信…………………… KITのパッケージソフト
・編集後記…………………………… ゴーテンバーグのひとり言
■ エンジニアコラム --------------------------------------------------
SoCFPGA
かなり浸透してきたと感じてます。
先日の「日本テクノセンター様主催画像処理セミナー」でも、
質疑応答時に一番質問が多かったキーワードが「SoCFPGA」でした。
例えば、FPGAとCPU(ARM)を別チップで構成する場合と、SoCFPGAで
1チップ化する際の「メリットと、デメリットは?」などと言う質問が
でました。この質問に対する議論をするだけで、一つのセッションが
できてしまいそうな内容でした。
質疑応答時間なので、「両チップ間で、何を渡したいか?で変わり
ます。画像データを渡したいと大量(高速)な、データI/Fになり
1チップのメリットがあります。一方でFPGA部だけで着目すると
シリコン上のIOがすべてパッケージの外に出せなくなります」と。
これは一例なので、CPU部の実行速度の違いなども、「話すと長く
なりますが」と補足いたしました。
しかし、半導体事業の中でFPGAは、数少ない延びつづけている
用途デバイスの一つではないでしょうか?
メモリー素子のように、大量生産が可能なものなのに、価格競争が
厳しくなって、事業の採算性が悪くなる。などは、是非回避して
欲しいものです。画像処理エンジニアにとって、今や不可欠な
半導体ですから。
■ KIT情報発信 ----------------------------------------------------
KITのパッケージソフト
弊社のカタログ製品は、創業期から「受託開発の成果はアピールできない為
技術アピールとして必要」と考え、販売を続けております。
一番初期にリリースしたのが、PCIボードの回路を勉強する為の勉強用として
(当時弊社と業務提携したPLX社の)PLX Getterシリーズを販売したことが
始まりです。
現在では、ハードウェアシリーズはその役割を、各FPGAメーカーさんの
リファレンスボードが担っていただけているので、ハードウェアシリーズは
販売終了品が多く、新規ハードは開発しておりません。
ソフトウェアでは、「画像処理勉強用」のソフトウェアが多く、
「IPキット3」が大活躍してます。
ソフトウェアの販売も順調ですが、「画像処理セミナー」の教材にも
使っており、セミナー中の実習で「アルゴリズムを考えるには複数の
実現手段を考えることがとても大切です」と案内して、基本操作を教えながら、
各自自由な方法で、テーマ実現手段を考える。ことのトレーニングに役立てて
おります。
このソフトは、「自動的に不良を検出するツール」ではなく、画像処理を
考える為のアプローチを学ぶツールなので、用意されている機能も異なります。
セミナーだけでなく、弊社に入社したエンジニアが「画像処理エンジニア」に
育つ過程の「研修」でも活躍してます。
「3本(または4本)の線を検出する方法を考えて下さい」と言う課題を
聞いた覚えがある方は、なんらかの縁で本ソフトを使ったことがある事
でしょう。
沢山の【異なる】実現手段。
考える過程の面白さを味わっていただけると思います。
■ 編集後記 ----------------------------------------------------------
ゴーテンバーグのひとり言
先日、自分にとってショッキングな「初体験」がありました。
生まれて初めて、「電車で席を譲られました」。
普段通勤に使っている電車でしたが、宿泊出張だったので、
大きなカバンを持っていた為かもしれません。
電車内も立っている人が若干程度の空いている車両でした。
親切は若者は、中学生か高校生ぐらいの男の子でした。
とても優しそうな顔で「どうぞ」と。
自分、初めてなので「(え?俺?)いやダイジョブだよ」
と断ってしまいました。
この話、同級生や家族に話すと、そこは、「ありがとう」でしょ?と。
その通りで、気が動転してました。自分では見た目は若い
と思ってましたが、その優しい子からすると「譲る対象」だったのでしょう。
きっと、彼も、勇気を出して声を出したと思うので、彼の優しい気持ちに
「断られた」との体験を残してしまったことを悔やんでます。
次からは「ありがとう」と、言えるように心の準備をしておくつもりです。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
次回の『画像処理メールマガジン』も宜しくお願いします!
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発行日:隔週第2・4水曜日(休刊:祝日、年末年始など)
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