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画 像 処 理 メ ー ル マ ガ ジ ン
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2020年4月8日 Vol.186
------------------------------------------- 株式会社ケーアイテクノロジー
https://www.kitech.co.jp/
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・エンジニアコラム………………… 予備実験の意義
・KIT情報発信…………………… どうなる?展示会
・編集後記…………………………… せんみなこのひとり言
■ エンジニアコラム --------------------------------------------------
予備実験の意義
アルゴリズム開発を「仕事」として、受注責任を明確にするには
依頼者様にも依頼を請ける側にも大変な苦労があります。
創業期に、その様な事をアピールするのは、別な理由がありますが
新規開発専業で、24年継続させるにはアルゴリズム開発という
アウトプットが明確に規定できない行為を、開発前に「責任範囲」を
決める苦労があるのです。
アルゴリズム開発ですから、「こんな事を実現したい」で、即答できる
(実現手段がその時点で明確にできる)内容でしたら、それは
アルゴリズム開発ではなく、画像処理プログラム開発です。
KITは、画像処理の開発会社ですから、アルゴリズム開発以外でも
「画像処理プログラム」もお請けします。
「こんな事を実現したい」とお問い合わせ頂いた時に、すぐに
実現手段を案内できる場合は、そのままお伝えして、カメラや
撮影環境による精度の違いなどを、ご案内して場合によっては
「予備実験用ソフト開発」をご提案したりします。
一方「こんな事を実現したい」で、まったくアプローチ案が無い場合では、
「アプローチ方法を決める」開発前のコンサルティング的な、
フェーズを踏む事をご提案します。
肝心の「アルゴリズム開発」をご提案する時には、弊社側は
「こんな案やあんな案」がある場合が、これになります。
「こんな案やあんな案」を全て試せば良いではないか?と思われる
かもしれません。しかし、それはすでに「アルゴリズム開発」の
一部に踏み込む事になります。
この作業は、かなりの時間(工数)を注ぎ込むので、ビジネスとして
スタートする前に、実行する事はできません。
一方、ご依頼頂くお客様の立場からすれば、色々な実験を行いましたが、
ご要望の性能が出せませんでした。
となる可能性があれば、「値段を決めた発注」ができません。
この双方でマッチングしない事をビジネス化する事が
「開発専門に特化した会社」としての一番のノウハウです。
この為に、予備実験を行います。
予備実験が、最終成果ではありません。あくまで「予備」なので
探る事が目的です。
ちょっと、コラムとしては長くなり過ぎました。
「こんな事を実現したい」から、始めるテーマをお持ちの方は
上記を意識して、委託先選定を始めてみては如何でしょうか?
何かのご参考になれば、幸いです。
■ KIT情報発信 ----------------------------------------------------
どうなる?展示会
ここのコラムは、バックナンバーへのアクセスも10年前のものまで
時々アクセス頂けているので、「時節柄」のテーマはなるべく避けていました。
しかし、10年後でも、思い出せる話になるであろう「コロナウィルス」は、
世界的な問題になってます。
「東日本大震災」も、日本ではとても大変な事になりましが、今回は
世界的な問題です。
このコラムを書いている時点で、弊社のグループでは毎月何処かの展示会に
出展してましたが、6月までは全て出展取止めや主催者の開催中止となりました。
展示会は、どの業種でも大きな広告宣伝の手段だと思います。
コロナウィルスの拡大防止の為にも、これらの中止はやむを得ないと思いますが
市場経済に対する影響が、なるべく少なく済む事を祈るばかりです。
弊社が注力している画像処理の年2回のイベントの一つ、
6月開催「画像センシング展」も開催中止が確定しました!
■ 編集後記 ----------------------------------------------------------
せんみなこのひとり言
今や世界的脅威となっている新型コロナウイルスですが、
欧米での爆発的な増加や、日本の感染者が増えていく毎日のニュースを
見るたびに、これからどうなってしまうんだろうという不安が消えません。
私も出来る限りで感染防止に努め、手洗い・うがい・マスクをしていますが、
マスクの在庫が危うくなってきたため、ここのところずっと、
使い捨てマスクを洗濯しています。
私はハンドソープで優しく手洗いし、キッチンペーパーで押さえつけて
水気をとり、室内に干して使っています。
洗ったマスクは、効果があるのか?はさておき、ハンドソープの良い香り
がして、新しいマスクよりも気に入っています。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
次回の『画像処理メールマガジン』も宜しくお願いします!
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