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画 像 処 理 メ ー ル マ ガ ジ ン
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2020年4月22日 Vol.187
------------------------------------------- 株式会社ケーアイテクノロジー
https://www.kitech.co.jp/
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・エンジニアコラム………………… 画像処理の細分化
・KIT情報発信…………………… テレワーク
・編集後記…………………………… ゴーテンバーグのひとり言
■ エンジニアコラム --------------------------------------------------
画像処理の細分化
画像処理に特化した開発会社。といつも案内させて頂いております。
しかし、画像処理と言う言葉も、実は業界のなかでは幅広い言葉なのです。
弊社にも得意不得意がありますが、宣伝ではなくコラムなので、あえて、
不得意側の紹介をしてみます。
例えば、ゲーム向けグラフィックス処理は「CG」と言うカテゴリーで弊社では、
あまり手掛けません。3Dデータを扱う事はあっても、ゲームのCGとは異なる
ものです。
良くお問い合わせがあるものに「文字認識」があります。
文字認識には、一番多いOCROptical Character Recognition
(Optical Character Reader)と呼ばれるカテゴリーがありますが
多くの場合、費用対効果で「市販パッケージ」や「市販OCRエンジン」
をお勧めしてます。色々な手法がありますが、「辞書」のメンテナンス
(新しい文字を追加したり、より高性能な辞書に変更したり)と言う点では、
手法開発だけでなくメンテナンスし続けている事が、性能にも大きく影響
するので、弊社のような開発会社が得意とする類では無い為です。
OCR関連は、「画像処理屋」に一切関係ないか?と言うと
関連はあります。例えば、対象物を斜めから読むと上手く認識できない。
等の場合に、弊社で「前処理」を開発してOCRにとって認識し易い
画像データに変形させる依頼などが、画像処理屋の仕事です。
「自社のロゴ」などの場合は、そのロゴ以外は読み取る必要がなく
形や【色】などに重きがある場合があります。
このような場合は、文字として対処を見ていないので
OCR手法でない方が適しているでしょう。
「画像処理に特化した」とご案内してますので、「画像」に関すると
思われれば、「これは画像処理か?」など気にして迷わずご相談下さい。
場合によっては、弊社が開発するより適したものが世の中にはありますよ。
との回答になるかもしれませんが、それは画像処理の細分化の結果からの
ご案内です。
狭いのか、広いのか自分で判断できるのもではありませんが
「画像処理に特化した開発会社」は、創業25年目でも変わりません。
■ KIT情報発信 ----------------------------------------------------
テレワーク
コロナ対策で、3月末からテレワーク率を高める環境作りをしてます。
業種的には、コンピュータには強いハズですし、コンピュータがあれば、
普段通りの仕事ができるハズなので、セキュリティとの戦いがメインだと
思っていました。
それらの環境構築は、想定通りにスムースにできました。
意外なところが、FAXでした。
普段から、注文書などは、FAXで頂くお客様が一番多いのですが
これまで、FAXは会社に出社してないと、気がつかないので「誰がが順番に
出社」と考えていましたが、調べたところ今使用しているコピー機が、
FAX受信して電子データ化して配信できるシステムだった事に気づきました。
逆に送信も、電子ファイルを相手先のFAX機に送信できる事もわかりました。
画像処理の開発を全員が業務にしているのに、もう何年も使い続けている
コピー機の機能を、こんな事が無いと気づかないとは、「必要」と思わない
と調べもしない。お恥ずかしいような、当たり前のような。
仕込んである機能も、案内しなければ意味がありませんね。
残念ながら、6月に開催予定だった画像処理セミナーも延期が決まりました。
いつまで続くか、誰にも予測できないと思います。
感染予防して経済活動し続けられる我々の業種の使命は、
経済活動を止めない事だと思います。
一日も早く「過去の事」として、話せる日が来る事を祈って、
開発仕込みを続けます。
■ 編集後記 ----------------------------------------------------------
ゴーテンバーグのひとり言
メールマガジンはじめてから、編集後記は「雑談」と決めてました。
しかし、2020年4月20日時点で、無視できない話題「コロナ」
の話題にふれてみます。弊社は、医療に詳しいものでも政治に
詳しいものでもありませんので、情報根拠もない「ひとり言」で
許して下さい。
人類史上には、こんな事も何度もあったのでしょう。
私や読者の方には、これだけ世界各国同時に感染者が広がる事は
はじめての事ではないでしょうか?
経験してない時の対応には、「正解」はありません。
感染予防の策と、経済混乱の策、瞬間的には相反する事が
多々あると思います。
組織の長として、何かを決めなければならない時、「過去に例がない」
決め事は、全員納得なんて無理でしょう。
無難なところを探る、それも時間が足りません。
「決める」ことが最優先だと思います。決めたことに「責任をもつ」
事と同時に「さっさと決める」。とても難しいことで誰にでも
できるものではありません。だからこそ「選ばれた人」なのです。
決めても、その先でどのように状況が変わるかわまりません。
その時も、どんどん「決める」を続けて欲しいものです。
その為の「非常事態宣言」であり、「非常事態宣言」を出す事は、
了承を得たのですから、どんどんやって下さい。
我々は、我々にできる範囲で「感染防止と、経済をとめない」
を最大注力する所存です。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
次回の『画像処理メールマガジン』も宜しくお願いします!
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