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画 像 処 理 メ ー ル マ ガ ジ ン
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2020年12月23日 Vol.203
------------------------------------------- 株式会社ケーアイテクノロジー
https://www.kitech.co.jp/
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・エンジニアコラム………………… カメラに写る
・KIT情報発信…………………… 画像つなぎライブラリ
・編集後記…………………………… がじゅまるのひとり言
■ エンジニアコラム --------------------------------------------------
カメラに写る
エンジニアコラムですから、芸術的観点の話ではありません。
画像処理の対象物として、カメラに写るとはどういう事か考えてみます。
カメラから得たデータが全部一定値だったら、対象物にはなりません。
対象物の部分の数値(厳密には違いますが輝度とします)と、対象物外の
数値が異なる事で、処理を考えられるようにします。
では、何故カメラから異なる数値が得られるのでしょう。
光の元(光源)を意識しない事もありあますが、実際には何かしらの
光が対象物にあたり、その光が反射してカメラに入ってくると値が得られます。
光がカメラに返ってこないと、値が得られない(レンズに蓋をしたときと
同じ値が得られる)事になります。
光の反射率と明るさは関連する事がわかります。
では、対象物に当たった光でカメラに返ってこない光は
何処に行ってしまったのでしょう?
対象物に当たって、カメラと別の方向に反射した場合もあります。
対象物が吸収してしまう事や、透過して通り抜けてしまう事もあります。
コラムでご紹介していますが、我々画像処理エンジニアは、カメラや照明などの
光学屋さんや、センサ屋さんのおかげで、その後の処理を考える事ができてます。
皆さんの素晴らしい技術進歩に感謝しながらも、仕事を忘れるリフレッシュも
大切にしたいと思います。
■ KIT情報発信 ----------------------------------------------------
画像つなぎライブラリ
発売開始前ですが、社内他部門評価にて「汎用ならばなんとかして」との
リクエストに応える為の改良を行っておりました。
具体的には、「広角レンズ」です。KITの画像つなぎは、民生用途の
「パノラマ合成」とは、意図的に異なる用途をターゲットにして
「画像を拡大縮小して合成」を、禁止しているのです。
用途がFA用途をターゲットにしているので、拡大縮小してしまうと
「測定」などができなくなる為です。
しかし、緩い広角レンズなどでも、「ボケボケ」になってしまうと
営業さんが「偶然その話題」になったときに、御覧頂くカメラが
少し広角だと、お見せできません。
どんな工夫をしたかは企業機密ですが、発売開始後に営業デモや
展示会などで、御覧頂ければこの苦労もわかっていただけるのでは?
と考えている次第です。
発売開始楽しみです。
■ 編集後記 ----------------------------------------------------------
がじゅまるのひとり言
年の瀬ですが、みなさん年越しの準備はされていますでしょうか。
先日、高圧洗浄機で庭のデッキ、家の壁、駐車場の床などに付いた苔やら
泥汚れを、キレイさっぱり落としました。
初めて高圧洗浄機を使ってみたのですが、水圧がかなり強く、今までデッキ
ブラシで一生懸命にこすってもなかなか取れなった苔や汚れが落ちました!
ノズルの先も幾つかあって、トルネード状に水を噴射するタイプがかなり
強力で、目地などに入り込んだ汚れもキレイに落とせました。
ただ、水の勢いがものすごく強くて落とした汚れがかなり先まで飛び散り
ます。
カッパに長靴・ゴム手袋のフル装備で臨んだので中は大丈夫でしたが、表面は
泥だらけになりました。
日が暮れてきたので、片づけて終わりにしましたが、翌日車を見たら水玉模様
だらけになっていました。
離れてるから大丈夫だと思っていましたが、まさか泥汚れがあそこまで飛ぶ
なんて・・・。
朝から洗車するはめになりました。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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