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画 像 処 理 メ ー ル マ ガ ジ ン
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2021年2月24日 Vol.207
------------------------------------------- 株式会社ケーアイテクノロジー
https://www.kitech.co.jp/
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・エンジニアコラム………………… 逆の立場で勉強
・KIT情報発信…………………… 画像処理セミナー開催
・編集後記…………………………… ラーメンマンのひとり言
■ エンジニアコラム --------------------------------------------------
逆の立場で勉強
画像処理に特化した開発会社ですが、あるお客様から「基礎研究依頼」を
頂きました。もちろん研究のコアな部分は画像処理開発です。
今回のコラムでは、この研究目的に合致した「機材選定から調達まで」も
一括で。とのご要望を頂いたので、その経験をご案内します。
調達すべき機材は、PC、カメラ、レンズ、光源、キャプチャーボード、等
でした。この研究目的から、人間に見えない可視光波長を含まない
赤外カメラや光源が必須でした。
普段は、システムインテグレータのような方にお任せしてしまうので、
具体的選定や、調達まで実施したのは久々です。
今回のコラムでは「レンズ」に絞ります。
レンズ選定でも、研究目的はお話できないので、複数のレンズメーカー
様に、要求を伝えなくてはなりません。そこで使用したい光の波長と
カメラ側マウント、焦点距離などをお伝えして、「お問い合わせフォーム」
などから、機種選定とお見積りを依頼しました。
即答される会社様や、逆に要求仕様について質問される会社様など
対応は様々でした。
途中の経緯は割愛しますが、最終的に購入させて頂く事となった会社
様は、選定時に「波長だけでは3種類あります。それぞれの特徴は**
です」と、他社様にない提案がありました。
使うのは赤外波長でも、外来光として可視光も含まれるのか?可視光
カットされるのか?とか、赤外対応と言うだけでは透過率が異なるので
3種類を貸し出すから実験できますか?などのご提案がありました。
いつも、画像処理の開発で、**を実現したい。と言う要望から
優先順位を引き出したりする事が我々の日々の仕事ですが、逆の立場で
色々引き出されたのは、とても良い刺激になりました。
レンズの要望を、各社様にお問い合わせ開始してから、最終決定
するまで、1ヵ月の時間(その間キャッチボール)かかりましたが
そのプロセスで、光の事を沢山学ぶ事ができました。
この経験を糧に、我々「画像処理の引き出し」を更に広めたいと
思った次第です。
■ KIT情報発信 ----------------------------------------------------
画像処理セミナー開催
半年前の開催時も、コロナ禍の為主催者様レギュレーションで
受講者数を制限させて頂き、ソーシャルディスタンスを保ちながら
開催でき、開講前に定員満員になった事をご報告致します。
今回も、同規模で開催致しますので、受講を検討されている方は
主催者様にお問い合わせ下さい。
画像処理開発に関わる方を、対象に1日の中で時間配分を
当日の受講者様のご希望を聞きながら、対応しております。
「画像処理を応用する多種多様な産業分野」のお話で肩慣らしを
していただき、IPキット3と言うソフトで、「定石処理」を学んで
頂きます(実習あり)。
ここで考えたような処理を、目的に応じて「ソフト処理」で
実現すべきか「ハード処理」(FPGA論理回路」で実現すべきか?
の切り分けポイントを説明します。SoCFPGAのファーム部の
開発環境などもご説明し、ファームで実現すべき点と
論理回路で実現すべき点の説明を行います。
最後に、空間フィルタをFPGA論理回路で記述している
ソースコード部の「ハード化ならではの注意ポイント」
と言う流れになります。
アルゴリズム開発、ソフト開発、ハード開発とテーマは
横断的に幅広くなりますので、各セッションは、ポイントだけ
深く掘り下げます。
最後のQ&Aコーナーが一番好評を得ているセッションです。
ご要望に応じて、「深く知りたいところ」をご質問頂けば
ホワイトボードなどでアドリブ説明を行います。
ご質問されたご本人様だけでなく、他の受講者様にとっても
まさに「生の声」ですので、とても参考になるかと思います。
日時
3月25日(木) 10:30〜17:30
https://www.j-techno.co.jp/seminar/seminar-41063/
日本テクノセンター様、セミナールーム(新宿)
です。キャンセル可能ですので、早めのお問い合わせを
お勧めします。
■ 編集後記 ----------------------------------------------------------
ラーメンマンのひとり言
在宅時間が長くなっているので自宅の片付けを少しずつ進めています。
先日、古い紅茶葉が出てきたのですが、普通に淹れて飲むには
少し抵抗があったので、豚のかたまり肉を煮てみることにしました。
紅茶メーカーのサイトにレシピがあったのでこちらを参考にしました。
仕上がりまでの時間はかかるものの、ほとんどの時間は放置しておくだけ
なので、手間はあまりかかりませんでした。
感動するほどの出来ではありませんでしたが、安い輸入かたまり肉が
臭みもなく柔らかく仕上がり、すぐに食べきってしまいました。
ほうじ茶葉も出てきたので、次はこちらも使ってみようと思っています。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
次回の『画像処理メールマガジン』も宜しくお願いします!
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発行日:隔週第2・4水曜日(休刊:祝日、年末年始など)
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