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画 像 処 理 メ ー ル マ ガ ジ ン
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2021年10月13日 Vol.222
------------------------------------------- 株式会社ケーアイテクノロジー
https://www.kitech.co.jp/
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・エンジニアコラム………………… 分光カメラ
・KIT情報発信…………………… 半導体メーカー
・編集後記…………………………… せんみなこのひとり言
■ エンジニアコラム --------------------------------------------------
分光カメラ
コラムタイトルに、専門外の名称を書かせて頂くのは初めてかもしれません。
カメラと「画像処理」は、密接な関係にあるのでタイトルにさせて頂きました。
カメラには色々なセンサーが搭載されたものがあります。
「分光カメラ」とは、光学技術で1つの光学軸上に異なるタイプのセンサーを
搭載したカメラになります。
画像処理屋にとっては、それぞれ異なるタイプのセンサーが
位置がズレずに、更に同タイミングで得られる事は、それらの情報を組み合わせ
処理する事で、新しい機能が実現できる嬉しい情報入力元です。
例えば、異なる波長だと、透過したり反射したりする特性が異なります。
その異なる特性を「複合判定」する事で区別がつきにくい対象物を
簡単に区別できます。せっかく分光光学で入力を実現してくれているので
画像処理部でも、複合判定をカメラの入力レートで演算して出力する
メリットも多々あります。
この場合、複合判定手法を生み出すには、色々なアイデアを試し実験
する為にソフト処理で実現させます。処理が決まってくると、その処理を
高速に演算する為に、ハード化(FPGA内ロジック計算)するのですが
そこで、ループ処理があると、ハード化の長所が薄れるのでロジック
変更してパイプライン処理での実現に変更していく。文字で書くと
簡単ですが、実案件開発中は喧々諤々がピークになる部分でもあります。
自社で考案したソフト処理だからこそ、ロジック変更の可否も判断し易く
ハード化提案できるメリットは大きいです。
光学技術の発展が、画像処理技術のニーズを増やしてくれる例をご案内
致しました。
■ KIT情報発信 ----------------------------------------------------
半導体メーカー
社内の「コミュニケーションタイム(毎週1回定例)」で、流行っている
のがランキング当てクイズです。
その中で、最近「2020年半導体メーカーランキング(TOP10)」がお題に
なりました。
クイズとしては、編集後記ネタのTOP10で、KITが仕事上で関連している
(ユーザーとして使用している)メーカー名をご案内します。
ランキング1位でもあり、ユーザーとしても、ダントツ1位はインテルです。
これは、大本命で意外性もないのですが、パソコン用CPUだけでなく、
FPGAでも一番お世話になってます。
ランキングが上昇中のNVIDIA。弊社の中でも使用率が上がってます。
ランキングの上昇は、AI用で伸ばしているとの事ですが、元々得意だった
画像処理チップとしても、性能が向上しGPUボードとして利用させて
頂いてますが、本来の性能を引き出すには、まだ仕組みを理解している
必要があり、開発会社としては腕の見せ所です。
半導体部品として、購入させて頂き弊社で部品実装している額で
考えると、ダントツ1位がFPGAでしたので、このテーマを出題した担当は
狙い通りだったようです。
■ 編集後記 ----------------------------------------------------------
せんみなこのひとり言
10月1日より、神奈川県も緊急事態宣言が解除となりました。
とはいっても、今まで通り、感染防止に努める生活には変わりないのですが、
新横浜駅の飲食店が20時閉店でなくなり、とても嬉しいです。
会社の帰りに時々寄っていましたが、20時閉店ですと色々せわしなく、
ゆっくりすることができなかったので、久しぶりにゆっくり食べて帰る
ことができています。さらに、20時閉店でない方が、お店の中の人が
少ない気がして、落ち着きます。
身近なところから、少しずつでも日常に戻っていくことが楽しみです!
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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