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画 像 処 理 メ ー ル マ ガ ジ ン
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２０２１年１１月２４日 Ｖｏｌ.２２５
------------------------------------------- 株式会社ケーアイテクノロジー
https://www.kitech.co.jp/
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・エンジニアコラム………………… 無人の理由
・ＫＩＴ情報発信…………………… 国際画像機器展
・編集後記…………………………… ラーメンマンのひとり言
■ エンジニアコラム --------------------------------------------------
無人の理由
先日、５年計画の大きな研究テーマにご利用頂く「画像処理」の
最終年度、最終納品をさせて頂き、最後の「納品説明会」を実施して
きました。
今回のコラムでは、そこで開発した画像処理技術ではなく「用途」を
知って最後の最後に驚いたお話を書かせて頂きます。
ある行為を、人間が行っているのですが、その人間の行っている行為を
「無人化したい」と言うテーマの画像認識部を弊社で開発してました。
「無人化したい」は、良くあるテーマで、多くのテーマが省力化が目的です。
今回の５年間の基礎研究から実際の装置を開発する。テーマは、費用も期間も
かなり大がかりでした。
用途によっては、それなりの価値があるのだろう。と思って画像処理部を
担当させて頂いて、無事装置も完成しました。
最後の納品説明会で「装置全体の用途」をお伺いして驚いた事は、
「無人化」は省力化ではなく、必須機能だったのです。
対象物が医薬品になるものなので、人間が関わらない事で「菌」などに
触れない為の「無人化」だと教えて頂きました。
試作装置も５年間一緒に開発してましたので、拝見していましたが
原理試作だったので、通常環境にて作られていた事を最後にしりました。
「クリーンルーム内」に、原理試作と同一機能の実験機を見たとき
「なるほど！！」と声が出てしまった次第です。
画像処理の開発は長年手掛けておりますが、これだけの長い期間
一緒に開発させて頂き、真の目的をわかっていなかった未熟さを知った事と、
同時に画像処理を必要とされる方々に、まだ出会いきれていない
先の楽しみを感じた次第でした。
■ ＫＩＴ情報発信 ----------------------------------------------------
国際画像機器展
昨年は、緊急事態宣言下で涙の不参加（相談員コーナーには居ました）
だった国際画像機器展。
今年は、株式会社ケーアイテクノロジーとして出展いたします。
２０２１年１２月１日〜３日、パシフィコ横浜にて開催されます。
小間番号６にて出展しておりますので、ご来場の際には是非お立ち寄り下さい。
展示物は３種の「見てわかる画像処理」です。
１、オプティカルフロー検出（初公開）
オプティカルフローはご存じな方も居る有名な「動きをベクトル化」
する処理です。とても有効な処理ですが、演算コストが課題でした。
この画像サイズでこの速度！と言って頂ける処理速度を会場にて御覧下さい。
２、画像つなぎ
ＫＩＴの原点に返って、カメラの動き精度は荒くても。をご覧いただく為に、
手作りおもちゃにてカメラを移動させて画像つなぎを実施します。
３、二次元コード読み取り
画像センシング展で御覧頂けた方もいると思います。
１つのカメラに複数（数量制限はありませんが会場では４０個程度）同時に
撮影された映像から、そのすべてを同時に読みとるデモを御覧いただけます。
ベルトコンベアーの上のマークを読み取りますが差別化部分は
「ロバスト性」です。明るさ変動や斜めになったコードも読めることを
現地でお確かめ下さい。
会場では、「画像処理で困っている」お話をお聞かせ下さい。
■ 編集後記 ----------------------------------------------------------
ラーメンマンのひとり言
先日、不要になった家具をいくつか処分しました。
最初は近所のリサイクルショップを２件ほど回り、写真を見てもらいました。
どちらのお店も、出張回収費用と買い取り額で、よくても差し引き??ゼロ、
おそらくマイナスになるだろうとの見積もりでした。
仕方なく自治体の粗大ごみ回収に申し込みをしたのですが、
混雑のために回収日が一か月以上先の予定でした。
ただ待つのも、と思い、地域密着型の掲示板サービスに
無料での譲り渡しで投稿してみました。
すると、すぐに複数の問い合わせがあり、条件の合う方と日程を調整し、
数日の間にすべて引き渡しまですんでしまいました。
お譲りした方にも喜んでいただけました。
処分費用が掛からなかったのももちろんうれしいのですが、
なによりまだ使えるものを活用してもらえてよかったです。
売却が難しいものを処分する時にはまた使ってみようと思います。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
次回の『画像処理メールマガジン』も宜しくお願いします！
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発行日：隔週第2・4水曜日（休刊：祝日、年末年始など）
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