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画 像 処 理 メ ー ル マ ガ ジ ン
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2022年5月25日 Vol.237
------------------------------------------- 株式会社ケーアイテクノロジー
https://www.kitech.co.jp/
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・エンジニアコラム………………… 回路規模
・KIT情報発信…………………… 画像センシング展
・編集後記…………………………… ラーメンマンのひとり言
■ エンジニアコラム --------------------------------------------------
回路規模
人間の脳のキャパは、半導体規模の進化のように増えていないかと。
昔話をするのは衰退の一歩ですが、半導体の進化の話の為にお許し下さい。
半導体の進化は、「(露光)光の波長の限界で」とか、色々な理由でこれ
以上のゲート規模は増えない。と何度も言われ、何度も克服してきました。
人間の知恵は留まる事を知らない。と振り返ってます。
私が始めてASICを設計した当時は、3000ゲート程度が最大規模でした。
半導体メーカー様のデザインルームで「テストパターン」で、回路動作
検証率(HiとLoに変化した場所と、一度も変化してない場所の率)を
95%にするまで出図できない。と。
現在は、FPGAでも「5000万ASICゲート」などと言われてますから
もう桁違いです。
人間の脳のキャパが増えて、これだけの大規模でも一人で設計できる
訳ではありません。規模が増えた事を、専用回路(例 PCIe)や、
内臓メモリ、ハードコアCPUなどが内臓される事にも恩恵を受けてます。
デバイスメーカーが用意するIPを使う事は、ある意味ブラックボックス
になります。
私の大先輩世代の、真空管回路設計の人から見れば、デジタル回路
(アンド、オア、ノット、フリップフロップ)の4種類だけ。から
設計している時代でも、ブラックボックスを使っていると思って
いたでしょう。
知らない事は、気持ち悪い。なんでも知りたい。と言うエンジニア
だからこそですが、突き詰めすぎると仕事が進まないと言う、
難しい課題の話になってしまいました。
■ KIT情報発信 ----------------------------------------------------
画像センシング展
今年もこの時期になりました。
6月8日(水)〜10日(金) パシフィコ横浜にて開催される
画像センシング展2022 弊社も例年通り出展致します。
開催概要は、国内外の画像処理機器・センシング技術が一堂に会する
展示会との事です。
弊社ブースは、No.6になります。
「画像処理のコア技術をわかり易く」のポリシーは変わらず、久々に正方形
小間ですので、デモが面白くを考え、撮影ターゲットに動くオモチャを使って、
デモを準備してます。
展示デモは、3つ。
画像つなぎは、実用途をイメージできるように合成後画像の見せ方を工夫
してます。
QRコード高速読取は、ターゲットのコードを、立体的に凹ませたり凸させ
たり、ロバスト性を「見てわかる」デモ改良してます。
最後の一つは、当日までのお楽しみに。新規開発中なので完成するまで
詳細に説明できない。が本音です。
会場でお会いできる事を楽しみにしてます。
■ 編集後記 ----------------------------------------------------------
ラーメンマンのひとり言
長く続く続くコロナ禍ですが、イベントなども対策をとりつつ再開されて
きていますね。
先日のゴールデンウィークには、近所の商業施設で2年ぶりに沖縄フェスタが
通常開催されました。イベント会場を複数に分けるなどの対策がとられて
いましたが、それでも通勤電車以外での久しぶりの人だかりを体験しました。
屋台でいくつか食べ物を購入するくらいのごく短時間での滞在でしたが、
久しぶりにイベントの気分を味わえました。
まだ安心できる状況ではありませんが、早く以前のような日常が戻ることを
願うばかりです。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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