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画 像 処 理 メ ー ル マ ガ ジ ン
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2014年6月25日 Vol.51
------------------------------------------- 株式会社ケーアイテクノロジー
http://www.kitech.co.jp/
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このメルマガはイプロスにご登録して頂いてるお客様・弊社にご興味頂いた
お客様及び弊社HPよりメルマガご登録して頂いたお客様へお送りして
おります。
画像センシング展、国際画像機器展、画像処理セミナーにて御名刺を頂き
メルマガを希望頂いた方にもお送りさせて頂いております。
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・エンジニアコラム………………… 無駄足?いいえ大歓迎
・KIT情報発信…………………… 何でもできるは、何もできない?
・編集後記…………………………… ゴーテンバーグのひとり言
■ エンジニアコラム --------------------------------------------------
無駄足?いいえ大歓迎
画像処理とミスマッチかも?とのご相談を頂きますと、多少は事前整理を
させて頂きながらも、顔を合わせての打合せをお願いする事が多いです。
訪問させて頂き、お客様の悩みの背景からお話を聞かせて頂く事が大切です。
それは、お客様がビジネスをされている産業分野独特の課題だったり
その分野ならではの新しいアプローチだったりする為、お客様の悩みを
同期して理解する為です。
例えば、対象が人間だったりすると工場などの検査装置では簡単に
使えるX線検査で見つけられるものも、医療行為でない限り簡単には
使用できません。
可視光の検査に慣れていると、X線のS/Nや色情報が無い事などを
忘れがちです。
課題が整理できてくると、弊社が「画像処理」の引き出しから色々使えそうな
処理を雑談的に提案さえて頂きます。両者でニーズとシーズを照らし合わせる
のです。
こんなアプローチで「それだ!」となれば、机上検討の一つの候補になります。
しかし残念ながら、「それだ!」にならないケースもあります。
こんなディスカッションが複数回実施される事もあり、結果的に「開発提案書」
まで進めず、「画像以外の他の方式で解決しましょう」と言う結論に至る事も
あります。
最後に「無駄足になってしまって御迷惑をおかけしました」と
言われてしまう事もありますが、それは誤解である事を御伝えしてます。
「販売」を売りにされている業種の方は「クレームは宝だ」と言われますが、
「開発」を売りにしている弊社は「課題解決の議論は宝」です。
この議論の最中に交わした言葉が「引き出しの中身」として増えるのです。
議論は結果がどうであれ、開発の肥やしです。
■ KIT情報発信 ----------------------------------------------------
何でもできるは、何もできない?
何でもできます。って、時々耳にしますが、言うは易く行なうは難しいですね。
私達には、そんな自信はありませんしエンジニアとして自己評価できているか
不安になります。
しかしこれまで経験した事しかできないでは、創造的な開発はできません。
このギャップをどう考えているかを、お話させてもらいます。
弊社では、技術分野を「画像処理」に特化してます。類似の演算処理と言われる
音の処理も「専門外」と考えてます。
更にアナログ技術も勉強はしますが専門外です。すなわちデジタル画像処理に
特化してます。特化する事で、日々勉強する範囲が絞れる事で、絞った範囲での
最新技術にもアンテナが張れているつもりです。
この範囲でも、新たなご要望を頂く度に、要望の分析と解決手段のリストアップ
を行います。解決手段のリストアップを行う事で、二つの岐路が待ち構えてます。
一つは、解決手段をリストアップできた場合です。果たして自分達の考えた
複数の手段は、陳腐化してないか?もっと良い手段があるのでは?と相対比較
する道です。
もう一つの道は、リストアップした結果、ご要望に対応できないのでは?
と思えた場合です。こちらのケースは、足りないのはどんな処理か?
足りない技術は自社にとって足りないのか、世の中で誰もチャレンジして
いないのか?チャレンジしていれば、失敗してても良いから、チャレンジ内容
が報告されていないか?を調べます。
前者の場合と後者の場合では、ご要望を頂いた御客様に対する報告内容は当然
異なります。しかし、どちらの場合でも「解決アプローチの提案ができる」
と言う点では、変わりありません。
こんな事から、「画像処理分野であれば、何でもご相談下さい」が当社の
メッセージになっています。
■ 編集後記 ----------------------------------------------------------
ゴーテンバーグのひとり言
社内でダントツに出張が多い私です。
会社が新横浜にあるので、新幹線の使用はとても便利です。
出張のお供について、紹介させて頂きます。
それは、崎陽軒のシュウマイ弁当です。
横浜で、生まれ育った自分にとってはモノゴコロついた頃からの味です。
今はもう運行されていない、山下公園発、(千葉県)富津港行きの
船に乗る時、いつも買ってもらってました。このお弁当昭和29年に
登場したそうです。
メーカーさんの公式情報ではありませんが、自分の記憶では、一つ値段
が変わる度に変更されるオカズがあります。それは鶏唐揚げがエビフライ
になる事です。
価格が変わる時に。は、私の思い込みかもしれませんが。
大好きなのは、シュウマイの味と、筍煮の味です。
新幹線が速くなりすぎて、車内で駅弁食べる事も減ってきている事が
少し寂しく感じてます。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
次回の『画像処理メールマガジン』も宜しくお願いします!
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【画像処理メールマガジン】
発行日:隔週第2・4水曜日(休刊:祝日、年末年始など)
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