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画 像 処 理 メ ー ル マ ガ ジ ン
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2014年7月23日 Vol.53
------------------------------------------- 株式会社ケーアイテクノロジー
http://www.kitech.co.jp/
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・エンジニアコラム………………… 視覚と脳=画像処理
・KIT情報発信…………………… 展示会デモから生まれる?
・編集後記…………………………… せんみなこのひとり言
■ エンジニアコラム --------------------------------------------------
視覚と脳=画像処理
人間には、五感が備わっています。
視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚 です。
このうち視覚と同じ情報だけを使って行う事を、模すのが画像処理です。
製造現場の検査ラインの例では、人間がモニタに映し出された画面だけを見て、
不良品を見つけているところもあります。
このシーンでは「モニタに映す」時点で、カメラの位置を変えているわけでも、
カメラの分解能以上の性能で、人間が見ているわけでもありません。
それでも、人間は視覚と脳だけを使って「不良」を見つけてます。
別の例では自動車の衝突防止。
人間が車を運転している際にも、目から得られる情報だけで衝突しそうだ。
と言う事を判断してます。
生産ラインの件と違うのは、首を振ったり両眼を使ってますが、
それ以外の4つの感覚は使ってません。
どちらの場合も、視覚と脳に画像処理がなかなか追いついていけませんが、
それが画像処理を考えるエンジニアにとっては、面白いところかと思います。
■ KIT情報発信 ----------------------------------------------------
展示会デモから生まれる?
KITの自社ブランド製品は、開発会社ならではの特殊な目的があって
開発&販売しています。
特種な目的とは、開発会社が「開発実績」や「技術アピール」する手段が
少ないと言う事情です。
OEMで手掛けさせて頂いた開発実績や技術アピールネタは、沢山ありますが
それらは当然機密保持の為ご案内できません。
それらを除外してしまうと、自社ブランドで発売した製品しか「リアル」な話
ができない為です。
KITブランドの製品は、会社の技術的な「顔」を担ってます。
ではどのようにこれらの製品が生まれるのかを、二つのケースをご紹介致します。
ケース1:
展示会向けデモソフトやボードが製品化される場合。
展示会では「画像処理の付加価値効果を、わかり易く」と言うテーマで
映すターゲットに遊び心をいれつつも、真面目な処理を仕込みます。
これらを、出展して会場で「面白いね」とか「あまり他で見た事ない」
「製品化すれば使てみた」など、色々な声を頂いた場合に製品化する事が
あります。製品化しない出展物の方が多いですが。
ケース2:
自社内の、実験ツールとして開発した物を製品化して販売。
代表的な製品が「IPキット3」です。
IPキットは、創業当初から「こんな欠陥が検出できるか検討して欲しい」
など、商談の対応用に社内ツールとして開発しました。
20年近く前ですからPCの性能もプアで、画像処理アクセラレーターとして、
KIT1010と言うハードも使ってました。
その後二度のバージョンUPを経て、全ての機能をソフト化した「IPキット」
のバージョン3が、初の市販版として製品化されました。
今後も、画像処理開発の専門会社でありたいです。
そんな会社が、カタログ製品を出す理由を紹介してみました。
■ 編集後記 ----------------------------------------------------------
せんみなこのひとり言
久しぶりに夏風邪をひき、2年くらいの『風邪をひいていない記録』が
途絶えました。
前回に風邪を引いた時もちょうど今頃だったので、今の時期は体調を崩し
やすいのでしょうね。
良い機会なので、前から気になっていた『緑茶うがい』を本日から始めました。
今週は業務が落ち着いていますが、来週からは期末の納品を控えており、
いっきに慌ただしくなります。
また新しい期を迎えると、『製品・部品の棚卸』の大イベントもあります。
棚卸は体力と集中力が必要なので、今週中に何とか体調を整えたいと思います。
カテキンパワーに期待!!
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
次回の『画像処理メールマガジン』も宜しくお願いします!
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【画像処理メールマガジン】
発行日:隔週第2・4水曜日(休刊:祝日、年末年始など)
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