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画 像 処 理 メ ー ル マ ガ ジ ン
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２０１４年１１月１２日 Ｖｏｌ.６０
------------------------------------------- 株式会社ケーアイテクノロジー
http://www.kitech.co.jp/
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・エンジニアコラム………………… 「色」の難しさ
・ＫＩＴ情報発信…………………… 国際画像機器展への出展案内
・編集後記…………………………… せんみなこのひとり言
■ エンジニアコラム --------------------------------------------------
「色」の難しさ
画像処理にとって、難しいテーマの一つに「色」があります。
比較的新しい「顔認識」も、高い認識率を目指すにはとても難しい処理ですが、
「色」の難しさは、歴史があり長い年月を経たノウハウもある研究機関でも
まだまだ課題山積みの難しさがあります。
人間にとって「青い服を着た人」を選ぶ事は、あまり難しい事では無いように
思えるでしょう？
この感覚が要求する方の想定する難易度と、実際に色を分類する処理を開発
する方にとっての難易度が異なる事が難しくさせてしまいます。
「色」を表すには、色空間を使って表現します。
この色空間には、沢山の種類があります。有名なものではＲＧＢ表でしょう。
Ｒ（レッド）、Ｇ（グリーン）、Ｂ（ブルー）で、この３次元空間の中の
特定の場所が特定の「色」を示す事になります。
例えば、人間にとって「オレンジ」という色は、この空間の何処から何処まで
の範囲かを示す事が難しいので、色の特定が難しいのです。
先に書いた「青い服」の色を定義するのでも、同様な事が言えます。
そこで、他の色空間に投影したりと、専門的な話に入り込んでしまいますが
色の難しさはこれだけではありません。色は光源が対象物にあたり、
吸収されたり跳ね返ったりして、戻って来た光について語られるものなのです。
このテーマについて書くとコラムで終われなくなるので、続きは次回の機会に。
■ ＫＩＴ情報発信 ----------------------------------------------------
国際画像機器展への出展案内
すでにご案内済みの通り、今年も国際画像機器展に出展致します。
場所はパシフィコ横浜、開催期間は２０１４年１２月３日〜５日です。
例年通り、画像処理の付加価値を分かりやすく紹介します。
URL：http://www.adcom-media.co.jp/news-ite/2014/10/08/19465/
「こんな事、画像処理でできない？」と言うテーマをお持ちの方や
「まだネタはないけど、ヒントになる技術を知りたい」と言う方も
お立ち寄り下さい。
コラムに書いた「色」をテーマにしたデモも用意してます。
会場ではもっと沢山のお話ができると思います。
説明員は全員弊社エンジニアです。画像処理テーマであれば
その場で一緒に考えながら解決策をご提案させて頂きます。
■ 編集後記 ----------------------------------------------------------
せんみなこのひとり言
『KIT情報発信』でご案内の通り、『国際画像機器展2014』の開催まで
あと少しとなりました。
プレゼントキャンペーンのアンケートで案内状の送付をご希望された方には
来週中にはお手元に届くかと思いますので、少々お待ちください。
その他にも、当日配る弊社の『会社案内』が少しだけ新しくなる予定で、
現在は原稿の修正中で締切に追われているところです。
また、好評の『事例集』についても増版し、当日に配る予定です。
弊社ブース(No.12)へお越しの際は、『会社案内』や『事例集』も手に取って
頂けると嬉しいです！！
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
次回の『画像処理メールマガジン』も宜しくお願いします！
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【画像処理メールマガジン】
発行日：隔週第2・4水曜日（休刊：祝日、年末年始など）
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【発行元】
株式会社ケーアイテクノロジー
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