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画 像 処 理 メ ー ル マ ガ ジ ン
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2014年12月24日 Vol.63
------------------------------------------- 株式会社ケーアイテクノロジー
http://www.kitech.co.jp/
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・エンジニアコラム………………… ブレークダウン時の知恵
・KIT情報発信…………………… 自由変形(TransView)の動画ファイル版
・編集後記…………………………… ラーメンマンのひとり言
■ エンジニアコラム --------------------------------------------------
ブレークダウン時の知恵
長期レンジ(例 3年計画)の研究開発テーマの場合、まずは「開発計画書」
の作成が必須になります。
この「開発計画書」が重要になる事はご存知の通りですが、具体的にどんな事を
盛り込むのか、また計画を具体的にしていくプロセスを、ご紹介します。
1、開発成果を明確にする。
研究開発テーマには、必ず「目的」があります。
この目的を明確にする事は、当たり前と思われますが、具体化するのは難しい
です。例えば、**を認識する装置の開発。では、まだまだ漠然としている
ばかりです。**をと言う対象を明確にしていく、認識とは何を指している?
装置とは、どこまでが装置などです。
2、目標性能と、最低性能
3年もの時間をかけるテーマであれば、開発計画時に全てが予測できて
いる事はありません。もし、エビデンス有りで予測できているのであれば
それは、研究開発ではなく、すでにそのフェーズを終えた設計フェーズの
計画だと思います。
3、ステップ分割
長い線引きをすると言う事は、テーマがブレークダウンできていない場合が
多いです。弊社では、最長3ヶ月未満までブレークダウンします。
また、その3ヶ月未満のステップでも、更に最低1ヶ月単位まで噛み砕きます。
これは、「全て予測できていない」話と矛盾しますよね?
最初のステップの成果が、ベストの場合とワーストの場合の最低2パターンで
次のステップのアプローチを想定します。
この項目が開発計画を作成する上で最も重要です。経験と引き出しの多さが
必要になり研究開発の成果にも大きく影響します。
チャレンジするアプローチ方法を、計画時に複数立案し、机上評価し
優先をつけてチャレンジ開始しますが、ステップ毎に整理分割している事で
机上評価では、低い優先だった手法の弱点と思われた部分を解消して
最後にその手法が最適手法になった事もありました。
大きなテーマ、長いテーマについて、上記のような「開発計画書」がある事で
壁に当たったり、難題が見つかったりしても、開発目的にブレずに向かって
いけると考えてます。
■ KIT情報発信 ----------------------------------------------------
自由変形(TransView)の動画ファイル版
すでに、長年に渡り弊社やベクター様から販売している自由変形ソフト
(TransView)の動画対応を製品化する事が決まりました。
これまで動画対応は、展示会等でデモする事はあっても、お客様の目的が
異なる為、汎用的に対応できずにOEM対応のみでした。
自由変形と言う技術を使った機能として「歪補正」に使われる場合と
「視点変換」に使われる場合が多い事が、長年販売してきてわかりました。
そこで、この二つの用途であれば、一旦決めた変形テーブルを使って
動画像を変換したい。と言う事で、ご要望に応えられると考えた次第です。
先日の「国際画像機器展」で、参考出展したところ、上の考え通りの
御意見を頂く方が多かったので、製品化致します。
尚、自由変形技術は、まだまだ弊社が気が付いていない用途も多々あると
思います。この製品化が実施されても、これで通り弊社は画像処理専門の
開発会社ですので、お客様向け仕様のOEM開発を中心としますので
お気軽にお声掛け下さい。
■ 編集後記 ----------------------------------------------------------
ラーメンマンののひとり言
旬も終わりかけですが、ジャガイモのおいしい季節ですね。
突然ですが、ジャガイモの品種ってどれくらいあるかご存知ですか?
一説には2000種以上と言われ、日本でも99品種が品種登録されています。
男爵、メークインなどが有名どころですが、ここ数年で私が最も
お気に入りなのが「キタアカリ」という品種です。
男爵から品種改良された比較的新しい品種で、最近はスーパーでも見かける
ようになってきました。
男爵と似た系統なのですが、より黄色みが濃く、甘みが強くて香りも高く、
シンプルにじゃがバターや粉ふきイモなどにして食べると、
ジャガイモの旨味を存分に味わえます。
ジャガイモ好きの方にはぜひ一度食べてみていただきたい品種です。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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