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画 像 処 理 メ ー ル マ ガ ジ ン
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2015年1月28日 Vol.65
------------------------------------------- 株式会社ケーアイテクノロジー
http://www.kitech.co.jp/
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・エンジニアコラム………………… 検査装置の歯痒いジレンマ
・KIT情報発信…………………… 「画像処理セミナー」満員のお詫び
・編集後記…………………………… ゴーテンバーグのひとり言
■ エンジニアコラム --------------------------------------------------
検査装置の歯痒いジレンマ
KITの開発テーマで、20年間大きなブレークも無いけれど、テーマから
消えた事もない産業分野に「自動目視検査装置」があります。
呼び名は色々あるようですが、カメラ(画像)を使った、対象物の不良検査
です。多くの場合人間が目で見て検査していた事を、検査基準の安定化や
検査コストの削減、検査速度の向上などの目的でコンピュータで検査しようと
言うものです。
KITは画像処理の開発会社であり、検査装置メーカーではありません。
その為、検査装置用画像処理の開発依頼は、検査装置メーカー様向けの場合と、
装置を導入して検査したいユーザー様からの場合の両方があります。
前者向けの場合は別の機会にご紹介する事にして、ユーザー様向けの
場合の例をご紹介します。
歯痒いと思うのは、こちらのケースだからです。
後者の場合は、現場で生産管理をされている方や部署が、検査方法の改善などを
検討されて、お問い合わせの第一弾になります。
すでに、沢山の検査装置を使用されている場合ですと、汎用品では検査できない
対象物に出会った場合に、装置メーカー様へのお問い合わせと同時に、
ネット検索などで弊社を見つけて頂き、お問い合わせ頂いたりします。
また、初めて検査装置を導入される場合も、何処に問い合わせて良いかをネット
検索されてお問い合わせ頂く場合もあります。
検査装置は、大きく3つの機能が備わって「装置」になります。
1、カメラ、光源などの光学系(どうやって欠陥部を写すか?)
2、写った画像の欠陥抽出(弊社の専門分野です)
3、検査対象をカメラの前に移動させたり、欠陥品をリジェクトするメカ部
の大きく3種類の技術の集合です。
生産ラインをお持ちで、検査装置導入を検討される企業様の場合、3は
手段をご存知の事が多いです。また上に書いた通り弊社は2が専門です。
ここで歯痒くなる1(光学系)の話になります。
20年もお手伝いしていれば、門前の小僧程度の知識は自然に入ってきます。
しかし、それでも責任を持ってサポートできる専門家は、弊社には居ません。
折角、ご要望を頂いた方に「一括で」とお願いされて、この説明をしなけば
ならない時に、とても悲しくなります。
それでも、弊社は画像処理を常に極め続ける為に、ジレンマと戦いつつも
画像処理の専門家であり続ける道を選んでおります。
「専門」は、極める喜びと捨てる悲しみが共存するようです。
■ KIT情報発信 ----------------------------------------------------
「画像処理セミナー」満員のお詫び
前号(Vol.64)で、ご案内した翌日に主催者様から「定員オーバーと
なり、予備のPCを使っても満員となってしまいました」とのご案内を
頂きました。その日の時点で、すでにキャンセル待ちで良いとの方も2名との
嬉しい悲鳴となりました。
そこで、これまで「年に一度」と決めてましたが、主催者様からの申し出により
今回のお問い合わせ頂いた方への対応として、臨時に早々開催を決めました。
3月19日(木曜日)です。
まだ、主催者様のHPで案内されていないかもしれませんが、内容は2月3日と
全く同じものです。2月、3月とも従来通りの実習は変わりませんが、先端
デモをご覧頂く準備も加えました(時間配分によります)。
受講資料も、2015年版に改定しましたので、よりホットな話も加えました。
http://www.j-techno.co.jp/seminar/ID50LMYX6PP/
画像処理アルゴリズムとハードウェア化およびFPGA選定
主催者に申込の際には、「講師紹介割引(1割引き)」も3月分にも適用する
お願いをしましたので、是非ご検討下さい。
■ 編集後記 ----------------------------------------------------------
ゴーテンバーグのひとり言
インフルエンザが流行っているようです。
KITでも、今年の初営業日に二人が咳き込んでました。
そこで、二人(一人は私)一緒にすぐに会社近くのお医者様に行きました。
一人は熱があり、インフルエンザの検査をして「インフルエンザ確定」でした。
私は、熱が低くインフルエンザの検査も無しで「風邪」の処方をうけました。
インフルエンザの彼は、即1週間のお休みとなりましたが、私は風邪
(単に咳き込むだけで熱もあまりない)で、マスクをしながら仕事を
続けました。
3週間経った、今でも咳が少し出ます。
オチは、私もインフルエンザだったようです。社内の皆に移らずに済んだのは
奇跡かもしれません(実態は加湿器様々)。何故ならば、予防接種を受けていた
事を忘れてました。また、自分の家族は、同時期に「インフルエンザ」と判定
されてました。
インフルエンザは高熱が出るもの。との思い込みが失態でした。
皆様も、健康には十分注意しましょう。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
次回の『画像処理メールマガジン』も宜しくお願いします!
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【画像処理メールマガジン】
発行日:隔週第2・4水曜日(休刊:祝日、年末年始など)
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