------------------------------------------------------------------------
画 像 処 理 メ ー ル マ ガ ジ ン
------------------------------------------------------------------------
2015年10月14日 Vol.80
------------------------------------------- 株式会社ケーアイテクノロジー
http://www.kitech.co.jp/
------------------------------------------------------------------------
このメルマガはイプロスにご登録して頂いてるお客様・弊社にご興味頂いた
お客様及び弊社HPよりメルマガご登録して頂いたお客様へお送りして
おります。
画像センシング展、国際画像機器展、画像処理セミナーにて御名刺を頂き
メルマガを希望頂いた方にもお送りさせて頂いております。
_/_/_/_/ I N D E X _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
・エンジニアコラム………………… 組込画像処理
・KIT情報発信…………………… (来年)画像処理セミナーの案内
・編集後記…………………………… にまいもりのひとり言
■ エンジニアコラム --------------------------------------------------
組込画像処理
特定の物体をカメラからの映像を使って検出したい。
こんな時の手法(アルゴリズム)開発時には、開発環境が整備されている
パソコンベースで行う事がほとんどです。
手法開発が終わった先に、その画像処理をどういう形で商用化するか?
又は、自社用途である場合でも、どういう形で運用開始するか?と言う
フェーズになると、パソコンベースでの構築か?非パソコンベースの構築か?
でアプローチが異なります。
パソコンベースでの構築の場合、所望な処理(上で開発した手法)を、
どのぐらいの速度(時間)で実行したいのか?を検討します。
例えば、製造ラインに使うのであれば、製造物が作られるタクトタイムが
基準になります。PCのCPU性能と開発した手法を照らし合わせ、演算
コストを検討します。希望する演算性能に少し(2倍以内)及ばないようで
あれば、演算方法を改善したり、デュアルCPUのマシンを選定したりして
目標達成できるでしょう。遠く及ばなければ、前処理部分をFPGA等で
演算する「前処理ボード」を開発し、拡張ボードをPCに追加する事で
実現します。
一方、非パソコンベース(組込系と呼ばれる)の場合は、ベースとなる
CPU性能が、パソコンベースよりは劣ります。最新の組込用CPUでも
その用途から、パソコン用ほどふんだんに電力消費や発熱できるわけでは
無いですから、やむを得ない差です。従って、同じ処理性能を求められる
事はとても苦しいですが、必要であればより大規模FPGAなどで補う
必要があります。
手法開発の時に考えたソフト用のソースコードを、そのままFPGAに
移殖しようとされるケースを見受けますが、残念ながらソフト用言語が
そのまま論理回路にトランスレートできるほど汎用性はありません。
ハードウェアにとって得意な処理と、ソフトにとって得意な処理も
異なります。このトランスレートの最適化は、ソフトエンジニアとハード
エンジニアとの風通しの良さがかなり影響すると感じてます。
皆さんの周りは如何でしょうか?相手側の領域まで遠慮なく議論できる
環境が強いものつくりにつながりますよね。
■ KIT情報発信 ----------------------------------------------------
(来年)画像処理セミナーの案内
来年のお話ですが。
年に一度の画像処理セミナーの日程が決まりました。
2016年は2月17日(水)と決まりました。
詳細な内容は、主催者のセミナー会社様のページをご参照下さい。
(現時点では、未掲載)
http://www.j-techno.co.jp/seminar/find/
セミナーの主な流れは、
1、製品中の画像処理の位置づけ(総論)
2、画像処理の定石処理(PCを使って基本的な処理を学ぶ)
3、具体的テーマ(課題)の解決方法を考える
実習、及び、解説(色々な方法がある事を知る)
4、ハードで実現するメリットと、ソフトで実現するメリット
5、実習テーマで使った、大きなサイズの空間フィルタを
ハード化(FPGA化)
尚、お申込みの際には弊社にご連絡頂きますと「講師紹介割引」として
受講料が1割引きになります。
弊社にとっては、このセミナーを通じて、一人でも多くの方に
画像処理を利用する事での製品付加価値のつけ方や、画像処理を
実現する手段として、ソフト?ハード?GPUって?などの選択を、
色々な背景を考慮して行なうべきとお伝えする事が目的です。
また毎回アフターアンケートで「良かった点」にコメント頂ける点は、
最後の質疑応答で、自分の実務の課題を相談できた。とか
他の方の質問が、自分にも参考になった。など質疑応答が一番人気と
感じてます。
主催者ページに書かれてないご質問などありましたら
弊社ホームページの「お問い合わせフォーム」からご連絡下さい。
■ 編集後記 ----------------------------------------------------------
にまいもりのひとり言
以前、激辛ラーメンにチャレンジしましたが辛さに耐えられず断念して
しまいましたので、今度は四川風麻婆豆腐にチャレンジしてみました。
私が普段食べる麻婆豆腐はだいたい500円前後ですが、
今回食べた麻婆豆腐は1000円と値段が高かった為、
辛さ以外にも期待してしまいます。
辛さは、普段食べている麻婆豆腐と比べるとずっと辛いのですが、
ご飯と一緒に食べれば問題なく、口の中が痛くなる事もありませんでした。
味は、普段食べている麻婆豆腐より格段においしかったです。
こくがあり、食べた瞬間もおいしいのですが、食べ終わった後も
味の余韻が続き、食後2時間くらいずっとおいしさが残りました。
また、食後は胃もたれなどの不快な症状もなく快適でした。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
次回の『画像処理メールマガジン』も宜しくお願いします!
------------------------------------------------------------------------
【画像処理メールマガジン】
発行日:隔週第2・4水曜日(休刊:祝日、年末年始など)
------------------------------------------------------------------------
【発行元】
画像処理専門の開発会社
アルゴリズム、ソフト、ハード、機能試作や一台だけの開発でも大歓迎
株式会社ケーアイテクノロジー
〒222-0033 横浜市港北区新横浜2-13-13 KM第一ビルディング6F
TEL:045- 548 - 4891 FAX:045- 548 - 4892
ホームページ: http://www.kitech.co.jp/
------------------------------------------------------------------------