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画 像 処 理 メ ー ル マ ガ ジ ン
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２０１６年５月２６日 Ｖｏｌ.９４
------------------------------------------- 株式会社ケーアイテクノロジー
http://www.kitech.co.jp/
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・エンジニアコラム………… アルゴリズム開発とソフト開発（２、ツリー編）
・ＫＩＴ情報発信…………… 画像センシング展
・編集後記…………………… にまいもりのひとり言
■ エンジニアコラム --------------------------------------------------
アルゴリズム開発とソフト開発（２、ツリー編）
前回のコラムで、アルゴリズム開発における「種」の生み出し方を説明しました。
種を生み出した後に行うのは、処理ツリー作成です。
生み出した「種」を元に、発展させたり統合させたりします。
ここで重要な事は、まだプログラミングしては駄目と言う事です。
あくまで頭で考える机上検討として続けます。
理由は、試したくなる手法に出会って試してしまうとその手法が可愛くなって
しまい、もう他の視点からの手法と客観的に比較できなくなるからです。
ツリーと言うのは、ＫＩＴ用語かもしれません。希望する結果を出す方法を、
スタート（例えば画像入力）から結果出力までを、機能毎に順をおって紙に
書きます。
この時点では、途中の処理がどの程度具体化できているかを意識せず書きます。
すると、ある所は「画像二値化」と言うような処理として記載されたり、
ある所は「大きさを測る」と記載されたりします。このツリーを書いてみる
だけで書いている本人が気が付くようになると、かなりの成長です。
例えば先の「画像二値化」と言う項目は色々な手法がありますよね？
単に「二値化」と書いていれば、そこに深く分析する余地があるかもしれません。
欲しい結果を得る為には、とても簡単な二値化方式でも良い事もあります。
これが机上の強みです。まだ紙に書いているだけですから、加えるのも
訂正するのも簡単です。複数の二値化手法を試すほどの難しい画像であれば、
沢山の枝を書いて枝の数だけ二値化手法を書いてみましょう。
そして「二値化が難しい」と思えてくれば、本当に二値化すべきなの？
多値データから欲しい情報は得られないの？とまた別の枝ができたり、
新しいツリーができたりします。
できれば、枝が沢山あるツリーで、複数本のツリーを書きたいですね。
■ ＫＩＴ情報発信 ----------------------------------------------------
画像センシング展
２０１６年６月８日〜１０日 パシフィコ横浜で開催される
画像センシング展２０１６に、今年も出展致します。
弊社ブースNoは、３６ です。
今年も、出展コンセプトは「画像処理の付加価値を解り易くご覧頂く」事で
面白い！！と言って頂けるデモを仕込んでいます。
今年は、画像処理アルゴリズムの応用例として「信号認識＆制御」
「動画自由変形」「動画視点変換」「画像つなぎ合成」のデモを、
新しい見せ方で【更に解り易く】説明させていただく予定です。
これらの技術を受託開発の際の引き出しの中身としてご覧ください
■ 編集後記 ----------------------------------------------------------
にまいもりのひとり言
久しぶりにダイエットの経過を書きたいと思います。
開始時 ：７６kg (2014/1)
最終報告時：６６kg (2014/12)
現在 ：５９kg（2016/5）
ダイエット開始から２年４カ月後の経過としてはなかなか順調だと思います。
現在もリバウンドはなく、すこしずつ体重は落ちています。
食事制限を行わず、筋トレと運動でカロリー消費をするという方法が
自分には合っていたようです。
現在のダイエットメニューは会社の階段上り下りと５分間の筋トレのみです。
あまり時間のかかる事や苦になる事は続かないので、今後もこのメニューで
続けていこうと思います。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
次回の『画像処理メールマガジン』も宜しくお願いします！
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【画像処理メールマガジン】
発行日：隔週第2・4水曜日（休刊：祝日、年末年始など）
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【発行元】
画像処理専門の開発会社
アルゴリズム、ソフト、ハード、機能試作や一台だけの開発大歓迎
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