【画像処理のKIT】綺麗をつくる
画像処理で、画像を綺麗にしたい。
よく、耳にするテーマだと思います。
しかし、目的によって「綺麗にする」がまったく異なった処理になる事があります。
一方の例がコピー機。
原稿を置いて、それを「コピー」するのですから「綺麗にする」は、いかに原稿に忠実であるか。と言う事になります。細かく原稿を読み取り、読み取った色や輝度を、コピーする先で忠実に再現する事が「綺麗」な出力につながります。
もう一方の例が、デジカメ。
観光に行った記念に、みんなで「ハイ、ポーズ」その時の想い出を残しておきたいですね。
この時の「綺麗」は、撮影した環境を忠実に再現することではありません。
例えば、レンズにゴミがついていても、印刷した写真には、ゴミなんか要らないですよね。
これは、「綺麗をつくる」画像処理です。
人間の想い出(記憶)だけを、印刷したい。
そんな画像処理開発は、ワクワクしながら作ります。