【画像処理のKIT】開発環境と検証環境
「画像処理」をキーワードとして、ハードウェアの開発からソフトウェアの開発まで一括で行う弊社の苦労話です。
弊社では、開発環境と検証環境は真逆な考えかたをしてます。開発環境は、過去に作成したものを、何年も経ってからメンテナンスする事もあるので、過去に作成した環境を「そのまま」残してます。
例えば、Windows環境では、Visual Studio のバージョンが色々ありますが、全エンジニアにMSDNライセンスを所有させ、2005でも2008でも2010でも2012でもそれぞれをアップグレートせずに、異なるHDDにOSからクリーンインストールさせて、色々な環境を1台のPCで実現できるようにしてます。
1台のPCに大量のHDDが必要になりますが、過去の開発環境に遡れず過去開発ソフトのサポートができない事を回避してます。
すなわち、開発完了したプロジェクトは、その時の開発環境でサポートし続けております。
一方、開発が終わったプロジェクトの動作環境テストは、開発時に
リリースをお客様と取り決めたOSで確認するのは当然の事として、同じOSでもCPUが変わった時、マザーボードが変わった時など、色々なケースでのテストが必要になります。
こちらの場合は、プラットホームとなるハードウェアが多種必要で、できる限り色々なメーカーの色々な機種を用意しておりますが、とても多種に及びHDDだけ沢山揃えれば良いものと異なり、場所も沢山必要としてしまいます。
その為、検証環境は、より明確に定義する必要があり、サポートの為には多種多様なハードウェアが必要となります。