【画像処理のKIT】人間の感性と画像処理
人間が何かを見て感性で、評価している行為を「画像処理」で代わりに自動化して欲しい。と言うご要望をよく頂きます。
例えば、髪の毛の乱れを順位化するとします。
それを、人間が行う事で、常に一定の順位付けができているのであれば、とても難しい事ですが、ギブアップではありません。
順位化するエキスパートの方だけの特権でもかまいません。
その方が安定して順位化できているとすれば、安定化しているルールがあるはずです。
そのルールは、意識している場合もありますし、無意識に評価されている場合もあります。
その方が「見て」得ているのであれば、見た対象の特徴を色々抽出してみます。
我々が考えた特徴ですので、全く評価対象にされていない特徴もあります。また、評価者が意識していない特徴も評価に関与している事もあります。
いかに沢山の異なる種類の特徴が出せるかが、画像処理エンジニアの経験の深さによります。
沢山の特徴を出せれば、評価結果に関与している度合いを作成する事で、評価エキスパートに迫る評価エンジンが完成です。
画像処理と人間の感性。とても面白いテーマです。