【画像処理のKIT】画像処理って、ソフト?ハード?
時々質問される御話です。
弊社は、お客様が実現したい機能を、画像処理で解決する事を提案しその実現方法を考え、検証する事をメインビジネスとしてます。
その際、ソフトで開発するのですか?ハードで開発するのですか?と、きかれる事があります。
弊社としては、ソフト開発もハード開発も行っておりますが、どちらで実現するかは、ご要望機能で決まるのではなく、その機能を使う「製品」の処理速度で決まります。
ハード化する場合は「処理速度が速い場合」と「小さくしなければならない」ような、特種な条件がある時に限ります。
何故ならば、ハード化する事でお客様の製品の製造原価が必ず必要になる為です。
もちろん、ソフトと言っても、それを実行するCPUなどが必要なのでソフトだから原価無し、とはなりません。しかしパソコンなど大量生産されているソフトウェアが動作する環境のコストパフォーマンスは、素晴らしいものです。
コストパフォーマンスで、それを超えるハードを設計する事は容易ではありません。
専用ハードは、パソコンと異なり汎用性を考慮しなくて済むので贅肉が落せます。必要な機能だけを残せば良いのです。
話が変ですよね。
画像処理を実現するには、ソフト開発か、ハード開発かは、製品の事情による為です。
アルゴリズム開発は紙と鉛筆だけでもできますが、ソフトウェアで考えたり検証したり変更したりと言う点で便利なので、ソフトウェアで開発致します。
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