【画像処理のKIT】万能な人間と特化したコンピュータ
人間って、将棋も指せればサッカーだってできる。仕事もできるし勉強もできる。強い弱い、上手い下手は抜きにして、ほぼなんだってできます。
現在のところ、コンピュータは、プログラムされた事しかできません。
学習機能があっても、その学習で何を学ぶのかはプログラムを作る時点で意識して仕込まれた事です。
それでも、家電製品から自動車まで、今身の回りのものでコンピュータが使われてないものを探す方が大変です。
コンピュータは、何が優れているんでしょう?
それは、処理速度です。もう一つは記録された事を忘れない事。
この二つの特徴を使って、色々な事に活用されてます。
色々な事に活用できるように考える事が、「設計」や「プログラマー」の仕事です。「速い、忘れない」を使って人間より優れた結果を出すように仕組む事が我々の仕事です。
特化した事に使うのは、すでにコンピュータが圧倒手的に有利でしょう。
コンピュータが生み出されてから、今日までの短い期間を比べれば人間より遥かに進化が早いです。
私が覚えている古いニュースでは、IBMのコンピュータが、人間にチェスで勝ちました。
最近は、チェスに比べ「取った駒が、再度使える」事でより組み合わせの多い、将棋でもプロに勝ってます。
将棋より、盤面が広い事と、大局的な評価と局所的評価が混じっていてよりコンピュータが苦手とされる囲碁の世界でも、かなりのレベルアップとか。
コンピュータの進化は嬉しいですが、ちょっと怖いかも?
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