【画像処理のKIT】開発スキルの評価方法
開発委託先を、新規開拓する際に複数の業者から選定するのは
大変な作業だと思います。
これまでの委託先があり、何かの事情で他社を探される場合もあれば初めて開発を外部委託される場合もあるかと思います。
弊社も、これまで何度か委託頂いている「既存顧客」ではない場合、ほとんど評価される側となります(例外的に比較対象企業が現れない事も)。
しかし、評価項目が、どれぐらいあって、どんな項目が重要視されるかあまり知らされる事はありません。
アピールする側としても、これまでの実績は、これまでのお客様との重要な機密事項となる事から、具体的なアピール項目に加えるわけにはいきません。
そこで、自社ブランドで販売している製品のアピールと、展示会などでご覧頂いている「技術デモ」などが実績になります。
でも、その実績が「ビンゴ!」となる事は無いはずです。何故なら、すでに誰がが実現してしまっているものが、新規開発テーマになる事は無い為です。
世の中に無い物を、新たに産み出せるか?と言う「開発スキル」の評価は、とても難しいでしょう。
実は、複数企業の選定を行って頂いた後、弊社を選んで頂いた時には「貴社の**が良かった」と教えて頂ける事も珍しくありません。
しかし選定に漏れた場合でも、選定対象企業の一覧に対しての評価項目や、評価結果を「希望する会社には説明します」という会社様が時々いらっしゃるのです。
選定に漏れたと言う事は、その後すぐには「お役立ち」できないにも関わらずです。こんな会社様に出会うと、感謝の気持ちと「次回こそは評価が悪かった項目を改善して、是非お役にたちたい」と言う気持ちになれます。
完成してみるまで、解らない本当のスキル。それを「評価する」のは大変だと、改めて感じている次第です。
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