【画像処理のKIT】開発会社とマーケティング(その1)
創業以来18年間、画像処理の開発に特化してきました。
そんな会社には、マーケティングとか、販売戦略とかは無縁だと思い込んでいました。
ところが、ちょうど二つの事が偶然重なって、今更ながら「開発会社のマーケティングとは?」を考える機会が訪れました。
ひとつのキッカケは、「画像センシング展の出展を止めてみる」でした。詳細は、メルマガバックナンバーの第45号でお伝えした通りです。
もう一つのきっかけは、メールマガジンを配信する機能などを提供している
イプロス様の営業さんに出会った事でした。
女性の営業さんで、長いお付き合いから、弊社の事はとても良くご存知ですが失礼ながら、弊社の事業内容は特種過ぎて、ご存知無いかと思います。
その営業さんに「展示会への出展を一度だけ止めてみるので、同程度の予算でマーケティングを行いたい。ついては、提案して欲しい」と声をかけておいたのです。
さすが、「販売支援」サービスの会社と自負しているだけの事はあります。
すぐに、「マーケティング用アンケート」の提案がありました。
しかし、そのアンケートに書くべき内容が解らないのです。
今度は、広告企画会社の社長さんに相談してみました。
「そもそも、御社のビジネスは、どうやって商談が始まるのですか?」と言う、簡単な質問に答える事ができませんでした。
何故かと言うと、これまで「**に困っているけど画像処理で解決できないか?」と言う事を、メールやホームページのお問い合わせフォームから、頂いて商談が始めると思い込んでいたからです。
しかし、次の言葉「そのお問い合わせをされる方は、どうやって御社を知るのですか?」に対して「?????」でした。
続く
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