【画像処理のKIT】視覚と脳=画像処理
人間には、五感が備わってます。
視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚 です。
このうち、視覚と同じ情報だけを使って行う事を、模すのが画像処理です。
製造現場の検査ラインの例では、人間がモニタに映し出された画面だけを見て、不良品を見つけているところもあります。
このシーンでは、「モニタに映す」時点で、カメラの位置を変えているわけでも、カメラの分解能以上の性能で、人間が見ているわけでもありません。
それでも、人間は視覚と脳だけを使って「不良」を見つけてます。
別の例では、自動車の衝突防止。人間が車を運転している際にも、目から得られる情報だけで、衝突しそうだ。と言う事を判断してます。
生産ラインの件と違うのは、首を振ったり両眼を使ってますが、それ以外の4つの感覚は使ってません。
どちらの場合も、視覚と脳に、画像処理がなかなか追いついていけませんが、それが画像処理を考えるエンジニアにとっては、面白いところかと思います。
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