【画像処理のKIT】展示会デモから生まれる?
KITの自社ブランド製品は、開発会社ならではの特殊な目的があって開発&販売しています。
特種な目的とは、開発会社が「開発実績」や「技術アピール」する手段が少ないと言う事情です。OEMで手掛けさせて頂いた開発実績や技術アピールネタは、沢山ありますがそれらは、当然機密保持の為ご案内できません。
それらを、除外してしまうと、自社ブランドで発売した製品しか「リアル」な話ができない為です。
KITブランドの製品は、会社の技術的な「顔」を担ってます。
では、どのようにこれらの製品が生まれるのかを、二つのケースをご紹介致します。
ケース1:
展示会向けデモソフトやボードが製品化される場合。
展示会では「画像処理の付加価値効果を、わかり易く」と言うテーマで映すターゲットに遊び心をいれつつも、真面目な処理を仕込みます。
これらを、出展して会場で「面白いね」とか「あまり他で見た事ない」「製品化すれば使てみた」など、色々な声を頂いた場合に製品化する事がありす。製品化しない出展物の方が多いですが。
ケース2:
自社内の、実験ツールとして開発した物を製品化して販売。
代表的な製品が「IPキット3」です。
IPキットは、創業当初から「こんな欠陥が検出できるか検討して欲しい」など、商談の対応用に社内ツールとして開発しました。
20年近く前ですから、PCの性能もプアで、画像処理アクセラレーターとして、KIT1010と言うハードも使ってました。
その後、二度のバージョンUPを経て、全ての機能をソフト化した「IPキット」のバージョン3が、初の市販版として製品化されました。
今後も、画像処理開発の専門会社でありたいです。
そんな会社が、カタログ製品を出す理由を紹介してみました。
.
.
.