【画像処理のKIT、悩み解決シリーズ2】PCを使った装置の長期調達はどうする?
事例2:画像処理ボードセット開発〜PC込みの一括受注〜
◆お客様の悩み◆
そういえば、KITに開発を依頼している画像処理ボードを収めるPCを、そろそろ探さなくては。
確かフルサイズのPCIボードが3枚で・・・OSを動作させるためにマザーボードのチップセットは・・・。
と色々調査して無事にPCが見つかったけれど、量産化されたとたんにマザーボードが製造中止!?
振り出しに戻って、PCの選定から始めなくてはいけない状態に・・・。
これから先、マザーボードが生産中止になる度に調査をすることになるのか・・・。何とかなりませんか?
◇解決方法◇
当初、当社が開発を委託された範囲は画像処理用のPCIボードのみでした。
画像処理ボードを収めるPCは、お客様が別途手配されている状況であり、マザーボードや筐体が生産中止になる度にお客様側での選定・動作確認が必要となり頭を悩ませていました。
そこで量産の段階で、当社が提案したのは『画像処理ボードセット開発〜PC込みの一括受注〜』です。
もともと自社で開発したボードですから、ぴったりマッチするPCを探すのはお手の物。
PCIボードだけでなくPCもセットでご依頼頂くことによって、お客様側でのPCの選定・ボードの取り付け・動作確認の工数を大幅に削減することができました。
また不具合が起こった際に、『画像処理ボード側の不具合』か『PC側の不具合』か『双方の相性問題』かを判断するのはとても大変なことです。
こういった場合、PC込みで開発を依頼して頂くと調査は一括して当社が行いますので、お客様も安心してご依頼頂けます。
◆ここがポイント◆
このケースのポイントはPC込みの一括受注です。
開発の際、お客様側でのPCの選定・取り付け等が困難な場合は、当社で一括しての受注が可能になりますのでまずはご相談下さい。
※PCのみならず、最近ではボードに合わせた筐体の設計にも力を入れております。