【画像処理のKIT】万能画像処理
市場には、沢山の機能を盛り込んだ画像処理ライブラリーが販売されてます。多くの処理はこれらを組み合わせる事で実現できるように本当に沢山の機能が盛り込まれてます。
しかし、組み合わせを考えたり、使用する機能を理解したりしなければなりません。ユーザーにとっては、万能画像処理が欲しいところですね。
残念ながら、まだ「万能画像処理」と呼べる技術は産まれていないと考えてます。精度と速度などトレードオフ関係になる性能が残っているからでしょう。
そこで、我々「画像処理」の開発会社が、ユーザーの要求機能を整理し実現手段とのトレードオフを行うニーズが産まれるのです。足りない処理は新規に開発する事になります。
機能要求される方の難易度順と、実現手段を考える側の難易度順が異なる事も、コミュニケーションの大切さを痛感する事です。
こんな事が難しいの?と言う時もあれば、そんなに簡単に実現できちゃうの?と思われる事もあるでしょう。
まだまだ万能でなく、沢山の議論を重ねて「開発仕様」を作る意義があるから、「画像処理の開発」と言うビジネスが必要とされるのでしょう。