【画像処理のKIT】引きだしシリーズ8
画像処理だけに限りませんが、開発するという際の問題解決方法「引きだしシリーズ」です。
今回は、「デバッグ」について。
自社で全て開発しているものだけで、全て完結できるものでしたら開発会社なならば、確実に動作して動作検証にもしかりエビデンスを持てる事は、あたりまえの事でしょう。
しかし、「装置」となるとなった場合はメカ制御、画像取得でも特殊なカメラなど、弊社が開発したものと他の方が同時に開発しているものとの接続時など、事前検証できていないものとの接続試験(総合デバッグ)が、引だしの多さ(腕の見せ所)と、お客様との信頼関係により大きく効率が異なります。
お互い、相手の動作は仕様書で確認しているはずですが仕様書に表現しきれていない「思い込み」が潜んでいる事が多々あります。相手に関係ないと思い込みお伝えしてない事が、不具合の原因だったりします。デバイスドライバのアクセスを、FPGA内で
レジスタアクセストリガを出したりと、連携する事で、アプリ、ドライバ、基板の3方向から同時に調査すれば、短時間で解決できます。
信頼関係が成り立たないと、同じ結果を見つけるのに何倍もの時間がかかってします。どんな仕事でも「一人ではできない」事を知る事が大きな引きだしになるでしょう。