【画像処理のKIT】引きだしシリーズ11
受託開発をする上で、開発担当範囲を明確に定義する事はとても大切で、また難しいです。
責任範囲外である事を、説明したり証明したししてもお客様のご希望を実現できていなければ、なんら解決にはなりません。
そこで、ハードとソフトの一括開発だけでなく、「筐体」なども一括で担当させて頂く事があります。
弊社は、画像処理専門の会社ですので、見栄えの良い筐体などを担当できるわけではありません。しかし、例えば新センサーを使ったカメラなどを試作する場合、レンズとセンサーとの微細な距離調整で受光特性が大きく変わってしまい装置全体の性能に影響してしまいます。
光学設計にまで踏み込む事になりますので、弊社のパートナーに委託しての筐体開発になりますが、お客様にとって「責任範囲の明確化」がとれる為に、ここまで踏み込む必要があることあります。
どれだけ、関連分野のパートナーと沢山つながっているか?
それも引出の中身と考えております。