研究部門、開発部門を初めとし、多くのお客様から以下の様なお声を頂きます。
もちろん、専用のボードを一から開発するためには設計費、部品代、実装費などあらゆるコストが掛かりますし、スケジュールも同様です。
そんな時に既存製品で流用することを考えられる方は多いかと思いますが、部分的にブラックボックス化されていたりしますので、製品選択が難しくなることも良くお聞きします。
そこでお勧めなのが『Getter』シリーズです。
『Getter』シリーズという名前の由来は、全ての機能を『Get(ゲット)』することから来ています。
その名の通り本製品は基板回路図、FPGA回路図、サンプルアプリソースコードなどを全てオープンにしている為、 お客様が設計された回路を焼き込み使用することが可能です。
当初はPCIバスの学習用ボードとして教材などに活用されていましたが、近年では次々に登場する大規模FPGAのお陰で、 簡易的な自作回路評価から失敗が許されないASIC化プロジェクトの開発プラットフォームなど、様々な分野で採用されています。
そして、もう一つの大きな特徴は子基板I/Fコネクタが搭載されている点です。
この子基板を利用することで、専用画像処理キャプチャボードやフレームメモリボードなどの様々なご要求にお応え致します。
製品名 |
KIT1140 |
KIT1111 |
KIT1110 |
KIT1070 |
KIT1050 |
ボードサイズ |
167.65o × 111.15o |
174.63o × 106.68o |
174.63o × 106.68o |
174.63o × 106.68o |
174.63o × 106.68o |
ブリッジチップ |
PEX8311 |
PCI9656 |
PCI9656 |
PCI9054 |
PCI9054 |
バスI/F |
PCI Express (×1) |
PCI 64bit/66MHz |
PCI 64bit/66MHz |
PCI 32bit/33MHz |
PCI 32bit/33MHz |
FPGA |
Xilinx XC3S5000 FG900 |
ALTERA EP2S90F1020 〜 EP2S180F1020 |
ALTERA EP2S60F1020 |
ALTERA EP1S25B672 |
ALTERA EP20K200EBC356 |
ローカル バスクロック |
32bit/66MHz |
32bit/33MHz |
32bit/33MHz |
32bit/33MHz |
32bit/33MHz |
コンフィグROM |
XCF16PVOG48 |
EPCS64 |
EPCS16 |
EPC8QC100 |
EPC2×2 |
オンボード SDRAM |
16bit幅 512Mbit×2個×2 |
32bit幅 256Mbit×2組 |
32bit幅 256Mbit×2組 |
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◆CL Getter
Xilinx社製FPGA『XC3S5000-FG9000』、PLX社製『PEX8311』を搭載した、PCI Express対応モデルのKIT1140MainとCamera Link I/Fを搭載したKIT2010を組み合わせ、キャプチャ用ハードウェアIPを付加しました。
FPGA内のユーザー領域を使用すればセミカスタム画像処理ボードを作成できます。
◆KIT1140ExGetter
Xilinx社製FPGA『XC3S5000-FG9000』、PLX社製『PEX8311』を搭載した、PCI Express対応モデル。
FPGAゲート規模が大きく、高速なローカルクロックを誇るため、複雑な処理回路の評価も可能です。
◆KIT1111PLX GetterW
ALTERA社製FPGA『EP2S180F1020』を搭載するハイエンドモデル。
非常に大規模なゲート数を使用できるため、ASIC化プロジェクトの回路検証などに利用可能です。
◆KIT1110PLX GetterW
ALTERA社製FPGA『EP2S60F1020』を搭載するスタンダードモデル。
大規模なゲート数とオンボードメモリを使用できるため、プロジェクトの開発プラットフォームなどに応用されています。
◆KIT1070PLX GetterV
ALTERA社製FPGA『EP1S25B672』を搭載するスタンダードモデル。
大規模なゲート数を使用できるため、画像処理回路を初め幅広く利用ができます。
◆KIT1050PLX GetterU
ALTERA社製FPGA『EP20K200EBC356』を搭載するローコストモデル。
機能とコストバランスに優れていますので、量産用カスタマイズとしてもお勧めします。
◆専用I/F子基板
Getter各メイン基板と組み合わせることの出来るI/F用子基板。
NTSC、CameraLinkで取り込み、FPGAで画像処理回路を追加することでオリジナル画像処理ボードが作成出来ます。
◆専用ハードウェアIP
Getter各メイン基板のFPGAに実装することの出来るハードウェアIP。
ラベリングIPは他システムにおいても再利用が可能となり、開発期間を大幅に短縮することが可能です。